『人材育成』の労働関連コラム

2025.07.26 【書評】
【今週の労務書】『図解 小さな会社は経営計画で人を育てなさい』 NEW

「苦手」を特定して指導  本書は、人事評価制度の運用に焦点を当て、経営計画と評価基準を連動させ、人材の成長につなげるノウハウを解説している。「10カ年事業計画」を立てたうえで、計画を実現するために必要な人材像を設定し、育成に向けたアクションプランを策定することを勧めた。  営業社員の育成に当たっては、「プロセスの標準化」が必要とした。とく……[続きを読む]

2025.07.05 【書評】
【今週の労務書】『エッジソン・マネジメント2.0』

新卒者は即、採用担当に  「エッジソン」とは採用コンサルタントである筆者の造語で、「目的をつくり、提示できる人材」を指す。ビジネス環境の不確実性などが増しているなか、目的(あるべき姿やパーパス)をつくり出せる人材が重要と指摘する。  目を引かれたのは、地場で事業を展開する中小企業が取るべき採用手法について。長期インターンシップを活用し、時……[続きを読む]

2025.07.03 【主張】
【主張】条件改善は意思疎通から

 厚生労働省が5年ぶりに実施した労使コミュニケーション調査によると、「賃金、労働時間等労働条件」に関し、労働者とのコミュニケーションを「重視する」事業所の割合は、6割弱だった。反対に使用者とのコミュニケーションを「重視する」労働者の割合は、5割強となっている。  この5年間にコロナ禍を経験し、デフレスパイラルから物価上昇局面に移行したにも……[続きを読む]

2025.04.25 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】五月病が原因の退職を防ぐ

 近年、「退職代行」というサービスが注目を浴びている。昭和に育った世代からいえば、「辞めるときぐらいは自分で申し出るもの」との考えだったが、調べると複雑な事情の場合もあるようで、需要が増すのも納得できるようになった。  ニュースなどでは4月の入社日初日から退職代行サービスを依頼する人がおり、その後も殺到していると話題になったが、さらに5月……[続きを読む]

2025.04.17 【主張】
【主張】投資はむしろ大学教育に

 産学間で大学人材教育に関する認識をすり合わせ、産業界としても実践的な教育などを支援していくべき――中部5県の企業・法人を会員に持つ中部経済連合会は、このほどまとめた大卒理系人材の採用難に関する報告書で、産学連携の必要性を訴えた。採用計画に対する充足率が低下している背景の1つとして、東京圏や関西圏に比べて高卒の就職比率が高く、理工系学部の……[続きを読む]

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