- 2025.07.17 【主張】
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【主張】実質賃下げは不可抗力か
もはや悪夢としか言いようがない。毎月勤労統計調査の速報によると、今年5月の賃金(現金給与総額)は名目で前年同月比1.0%増、実質では2.9%減となった。政労使で賃上げに取り組んだ効果は限定的で、平均賃金の伸びは物価上昇にまったく追い付いていない。未だに“実質賃下げ”状態が続いている。 毎勤調査における賃上げの効果は、4月分に集中するわ……[続きを読む]
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