『労働行政』の労働関連コラム

2024.04.15 【送検記事】
落ち葉清掃中に屋根から墜落 囲いなど設けず送検 小諸労基署 NEW

 長野・小諸労働基準監督署は、高所作業で必要な墜落防止措置を講じなかったとして、㈲甘利造園建設(長野県北佐久郡軽井沢町)と同社代表取締役を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで長野地検佐久支部に書類送検した。労働者が屋根上から墜落する労働災害が発生している。  労災は令和5年11月、軽井沢町の宿泊施設で発生した。労働……[続きを読む]

2024.04.15 【労働行政最新情報】
令和6年度「全国安全週間」を7月に実施―「危険に気付くあなたの目 そして摘み取る危険の芽 みんなで築く職場の安全」(厚労省) NEW

令和6年度のスローガンを決定  厚生労働省では7月1日から1週間、「全国安全週間」を実施する。  また、令和6年度のスローガンは、応募作品の中から福井洋明さん(静岡県)の作品に決定した。 〈令和6年度の「全国安全週間」スローガン〉 危険に気付くあなたの目 そして摘み取る危険の芽 みんなで築く職場の安全  今年度はこのスローガンの下、全国安……[続きを読む]

2024.04.13 【監督指導動向】
建築では違反率6割弱 墜落・転落面の違反めだつ 和歌山労働局 令和5年・年末一斉監督結果 NEW

▽民間工事2割で「工期にゆとりがない」  5割弱の現場で労働安全衛生法違反――和歌山労働局は、令和5年12月に実施した建設工事現場に対する一斉監督の結果を取りまとめた。105現場に対して実施し、48現場(45.7%)で安衛法違反が発覚している。  工事別に監督実施現場数と違反率を見ると、建築が48現場で58.3%、土木が38現場で26.3……[続きを読む]

2024.04.10 【送検記事】
機械を止めずに点検作業をさせて送検 労働者が集塵機に吸い込まれる労災で 和歌山労基署

 和歌山労働基準監督署は、令和4年12月に発生した労働災害に関連して、建具製造業の㈱久保木工(和歌山県和歌山市)と同社工場長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで和歌山地検に書類送検した。労働者に集塵機内部の調整作業を行わせる際、機械の運転をしなかった疑い。  労災は、同社工場で発生した。被災した労働者は、集塵機の……[続きを読む]

2024.04.09 【送検記事】
事前に「労働者の配置」定めず クレーン労災で土木工事業者を送検 北大阪労基署

 北大阪労働基準監督署は、移動式クレーンを使った作業を行わせる際にあらかじめ定めなければならない「労働者の配置」を定めていなかったとして、とび・土木工事業の㈱YGS(岐阜県羽島郡笠松町)と同社工事部長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反などの疑いで大阪地検に書類送検した。令和5年5月に発生した死亡災害に関連したもの。  ……[続きを読む]

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