『労働局』の労働関連コラム

2024.07.21 【監督指導動向】
有所見率は55%で横ばい 血中脂質などが高止まり 愛知労働局 令和5年・健診状況 NEW

 愛知労働局によると、令和5年に実施した定期健康診断における有所見率は前年と同水準の55.1%だった。項目別では、血中脂質、肝機能、血圧などで有所見率が高止まりしている。  有所見率とは、定期健診を受診した労働者のうち、異常の所見があった者の占める割合を指すもの。令和5年は55.1%で前年から0.1ポイント上昇した。平成29年までは5割前……[続きを読む]

2024.07.17 【監督指導動向】
労災発生状況 外国人で前年比17%増加 高齢者も1割増 愛知労働局・令和5年

 愛知労働局がまとめた令和5年の労働災害発生状況によると、外国人労働者の死傷者数(新型コロナウイルスを除く)は674人で前年578人から16.6%増加した。全体の死傷者数は7817人で、外国人が占める割合は8.6%となっている。  被災者の内訳を国籍別にみるとブラジル人が186人(27.6%)で最も多い。以下、ベトナム人160人(23.7……[続きを読む]

2024.06.19 【監督指導動向】
暑さ指数は随時測定を 業界8団体集め熱中症対策会議 東京労働局

 東京労働局は、今年9月までの「熱中症クールワークキャンペーン」の一環として、とくに熱中症の発生件数が多い建設業、警備業、陸上貨物運送業の業界団体など全8団体を集め、対策会議を開いた。各団体の代表者に対して熱中症予防の徹底を求める要請文を手交している(写真)。  要請では、暑さ指数の把握とその測定値に応じた対策や、労働者に対する労働衛生教……[続きを読む]

2024.06.09 【監督指導動向】
労働相談件数は5000件強 前年比1割減 労働時間関係が2割占める 山形労働局・令和5年集計

▽申告件数は164件  山形労働局の集計によると、令和5年1年間の労働条件に関する相談件数は、5192件で、前年から773件(12.9%)減少した。2年(6922件)をピークとして、3年から前年比減少が続いている。  使用者からの相談は1294件で、全体の24.9%だった。労働者は2959件(56.9%)、その他(労働者の家族など)は93……[続きを読む]

2024.05.10 【監督指導動向】
違反率6割弱 元方関係の法違反がめだつ 岩手労働局・令和5年年末 建設業監督結果

 岩手労働局は、令和5年12月の「いわて年末年始無災害運動」期間中に実施した建設工事現場に対する監督結果を公表した。113現場に実施し、65現場で労働安全衛生法に関する違反が発覚している。違反率は57.5%。  主な違反項目は、元方事業者の講ずべき措置等が38現場(違反率33.6%)、墜落防止措置が37現場(32.7%)、注文者の措置が2……[続きを読む]

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