渋滞情報調べ合理的輸送を検討 運輸業の適切な労務管理実現へ講習会 小諸労基署

2016.11.28 【監督指導動向】
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 長野・小諸労働基準監督署は、管内の運輸業者を集めて適切な労務管理や安全衛生管理の実現に向けた講習会を開催した=写真。約50人の参加者に対し、労働法令で注意すべき点などをアナウンスしている。

 労務管理面でポイントとしたのは、拘束時間への対応。同労基署の担当者は、労働基準法のみならず、改善基準告示も遵守する必要があるとし、休憩時間を含めた拘束時間を確実に守るよう求めている。

 管内に本社を置く㈲アサマサンラインの担当者による事例発表も行われた。過去には拘束時間などに関する違反があったものの、役員自ら取引先に適切な労務管理の実現に向けた協力をお願いするとともに、輸送経路の渋滞状況を調べたことで、現在の合理的な運送の実現に結び付けたという。

 安全面では、荷役作業時に荷台からの墜落や転落が多いと指摘し、十分に注意する必要があるとしている。

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