職場の魅力高め人材定着へ/HIKARIEConsulting 代表 松本 光絵

2015.05.25 【社労士プラザ】
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HIKARIEConsulting 代表
松本 光絵 氏

 現在、労働市場では新規求人が高水準となり、人手不足の問題が持ち上がっている。少子高齢化による構造的な要因に加え、景気の回復基調によって人材の奪い合いや囲い込みが起きているからだ。こうした状況に企業は危機感を強め、人材の確保を急いでいる。

 新たな採用を行うだけでなく、非正規社員からの正社員化や育児・介護などと両立しやすい仕組みで人材をつなぎとめようとする企業がめだってきている。経験を積んだ人材を定着させるほうが効率が良いと考えるからだ。それゆえ正社員不足がより深刻になっている。

 人材を定着させるには、魅力ある職場作りが欠かせない。企業の成長、発展は「人」が支えている。社員が入社後に十分に力を発揮することが企業の成長、発展にそのままつながるのだ。選ばれる企業となるためには、安心して活躍できる就業環境やキャリアアップ体制を積極的にアピールしていく必要があるだろう。女性の活躍をはじめとしたダイバーシティの取組みは企業を強くするうえで必要であると同時に、人材確保にも有効といえる。

 さらに経営理念やビジョンを示し、企業の方向性に合った人材を集めることも重要だろう。経営理念、ビジョンが明確になっていると、より自社にマッチした人材へ訴えることができ、採用のミスマッチや短期間での退職を減らすことができるからだ。理念やビジョン自体に、処遇・待遇改善のような即効性があるわけではない。しかし、他社との違いを打ち出し、社員が活躍する骨太の企業へ進化していくうえで大切な軸となるはずだ。目先の利益を追求するだけでは、企業も「人」もいずれ取り残され、衰退していく。強い企業の未来を創っていくために欠かせないことだと考える。

 企業の未来のために人事の専門家である社会保険労務士が貢献できることは幅広い。人事管理に留まらず経営のパートナーとして企業を輝かせるために、企業の目標や戦略を理解し、その実現をサポートする。

 社員が生き生きと活躍することで、組織は活性化し、会社が元気になることで、地域や社会も元気になる。その一端を担うことができる専門家としての自覚と誇りを持って、努力していきたい。

HIKARIEConsulting 代表 松本 光絵【東京】

【公式webサイトはこちら】
http://hikarie-c.com/

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    平成27年5月25日第3018号10面 掲載

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