一般職業紹介状況(令和7年5月分)―有効求人倍率は1.24倍(厚労省)
厚生労働省は令和7年5月分の一般職業紹介状況を公表した。
【ポイント】
・令和7年5月の有効求人倍率は1.24倍で、前月に比べて0.02ポイント低下。
・令和7年5月の新規求人倍率は2.14倍で、前月に比べて0.10ポイント低下。
厚生労働省では、公共職業安定所(ハローワーク)における求人、求職、就職の状況をとりまとめ、求人倍率などの指標を作成し、一般職業紹介状況として毎月公表しています。
令和7年5月の数値をみると、有効求人倍率(季節調整値)は1.24倍となり、前月を0.02ポイント下回りました。
新規求人倍率(季節調整値)は2.14倍となり、前月を0.10ポイント下回りました。
正社員有効求人倍率(季節調整値)は1.04倍となり、前月を0.01ポイント下回りました。
5月の有効求人(季節調整値)は前月に比べ0.3%増となり、有効求職者(同)は1.5%増となりました。
5月の新規求人(原数値)は前年同月と比較すると5.2%減となりました。
これを産業別にみると、運輸業,郵便業(0.1%増)で増加となり、宿泊業,飲食サービス業(19.3%減)、卸売業,小売業(11.1%減)、教育,学習支援業(8.6%減)などで減少となりました。
都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)をみると、就業地別では、最高は福井県の1.86倍、最低は大阪府と福岡県の1.05倍、受理地別では、最高は東京都の1.76倍、最低は神奈川県の0.89倍となりました。
▼詳しくはこちらをご覧ください。
一般職業紹介状況(令和7年5月分)について
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59035.html