『造船業』の労働関連コラム

2022.04.01 【送検記事】
墜落防止措置講じず送検 テント解体作業で死亡 横浜南労基署

 神奈川・横浜南労働基準監督署は、墜落防止措置を講じていなかったとして、造船業の山城工事㈲(神奈川県横須賀市)と同社現場代理人を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で横浜地検に書類送検した。令和3年3月、横浜市内の同社工場敷地内で、完成した船舶の引渡し式典会場のテント骨組み解体作業を行っていた派遣労働者(50歳代男性……[続きを読む]

2021.02.02 【送検記事】
立入り区域設定せず 死亡労災で造船業者を送検 御坊労基署

 和歌山・御坊労働基準監督署は、令和2年9月に発生した死亡労働災害に関連して、造船業者と同社代表取締役を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で和歌山地検御坊支部に書類送検した。物体落下による危険を防止するために必要な、立入り区域の設定などの措置を講じなかった疑い。  労災は、和歌山県日高郡内の同社とは別の造船会社内で……[続きを読む]

2020.09.21 【送検記事】
ガス溶断作業で労働者が熱傷 労働者死傷病報告提出しなかった船舶溶接業者を送検 長崎労基署

 長崎労働基準監督署は、労働者死傷病報告を遅滞なく提出しなかったとして、船舶溶接業者と同社代表取締役を労働安全衛生法第100条(報告等)違反などの疑いで長崎区検に書類送検した。労働者が大腿部に熱傷を負う労働災害が発生している。  労災は平成31年1月19日、同社が下請をしていた工場で発生した。57歳の労働者がガス溶断で鉄パイプを焼き切って……[続きを読む]

2019.08.06 【送検記事】
安全帯のフック取り付ける設備なく送検 労働者が18メートル墜落 佐世保労基署

 長崎・佐世保労働基準監督署は、平成30年10月に発生した死亡労働災害に関連して、造船業者と同社現場責任者を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で長崎地検佐世保支部に書類送検した。  労災は、佐世保市内の造船所構内で発生している。同社労働者が地上からの高さ18メートル付近において、足場の組立て作業を行っていたところ墜……[続きを読む]

2019.02.21 【送検記事】
造船ドック内で労働者が墜落死 防止措置の不実施で造船事業者など送検 福岡中央労基署

 福岡中央労働基準監督署は造船ドック内で労働者が墜落死した労働災害で、プラント事業者と同社の67歳の現場責任者、造船事業者と同社の33歳の現場責任者を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで福岡地検に書類送検した。  労働災害は平成30年2月2日、造船事業者のドック内で起きた。ドックでは化学物質をばら積みで運ぶための「……[続きを読む]

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