『高齢者』の労働関連コラム

2024.04.26 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】高齢者の熱中症に注意を

 5月となれば夏に向かって暑さが厳しくなる。厚生労働省では5月1日~9月30日までを「STOP!熱中症クールワークキャンペーン」に設定しており、職場での熱中症予防を図るよう、災害防止団体や事業場に呼びかけている。昨年の死亡災害発生状況をみると、死亡者28人のうち、60歳代以上は10人。50歳代以上も含めると17人と半数以上を占めており、高……[続きを読む]

2023.06.27 【書評】
【安全衛生・お薦めの一冊】『高年齢労働者のための転倒・転落事故防止マニュアル』

予防へ向け研究者が叡智  超高齢社会になった日本。労働現場では、高年齢労働者の災害防止が喫緊の課題になっており、特に転倒については、国を挙げて事故を撲滅するために取り組んでいるところだ。  本書は転倒予防の実践と研究に従事してきた医師、理学療法士、弁護士、社会保険労務士などが参画し、編集・制作したもの。「今、増えている高年齢労働者の労災と……[続きを読む]

2023.01.22 【社労士プラザ】
魅力溢れる介護業界 人材確保へサポート/ふくおか社会保険労務士事務所 福岡 秀行

 2025年には団塊の世代の全員が75歳に到達し、40年には生産年齢人口の急激な減少が生じるといわれている。そして、厚生労働省の第8期介護保険事業計画によると、40年度に約280万人の介護職員が必要になると推計されている。  平成12年4月の介護保険法施行から2年後、私は介護業界の新卒の社員として社会人生活をスタートさせた。職種は事務職員……[続きを読む]

2022.12.11 【社労士プラザ】
高齢者の活躍促進へ提案/朋労務コンサルタントオフィス 藤原 朋子

 平成25年の高年齢者雇用安定法改正以来、企業に対して65歳までの雇用確保措置が義務付けられている。改正当時、ほとんどの企業は60歳頃を定年とし、その後65歳までは有期雇用契約を結ぶという継続雇用制度を導入していた。  ところが最近、就業規則改定の相談を受けていると、65歳以上への定年引上げなどを検討する企業が増えていると感じる。  厚生……[続きを読む]

2022.12.08 【書評】
【本棚を探索】第45回『あなたのまわりの「高齢さん」の本』佐藤 眞一 著/諏訪 康雄

シニアの「なぜ?」が解消  現在、あれこれ問題視される言動の背後にある高齢者の「思考と行動の特徴」を、長年の研究蓄積を背景として平易に解説した本である。  著者は、心理学科に高齢者関係の授業すらなかった半世紀近く前、同級生から「未来のない老人の研究をして何の意味があるの?」といわれながらも、老年心理学の研究を志したとのこと。先見の明がある……[続きを読む]

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。