『鉄道業』の労働関連コラム

2020.04.28 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】立ち止まりリスクを考える

 JR西日本の鉄道安全考動館は、2005年に発生した福知山線の事故を重く受け止めるため、二度と事故を起こさないという強い決意のもと設立された。「考動」という言葉は、一人ひとりがリスクを考え、安全を最優先する判断や具体的な行動をとってほしいという想いが込められている。  「考動」というのは、もちろん造語だが、安全やビジネス用語としてしばしば……[続きを読む]

2013.10.15 【ひのみやぐら】
【道しるべ】「異常」放置 同じ轍を踏まなければいいが

 朝礼や会議・ミーティングの場などで、安全チェックや改善措置の実施確認について念押しした事業場が多かったに違いない。JR北海道の「異常」放置を引き合いに出してである。 放置の実態は想像以上だった。レール幅の社内基準超過が定期検査で指摘されていたにもかかわらず、補修に着手しないまま放っておいた現場が267箇所にも上り、列車の脱線事故までひき……[続きを読む]

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