『新卒採用』の労働関連コラム

2025.05.15 【主張】
【主張】学生の就業体験活性化を

 3日以上の就業体験を含む“新たなインターンシップ”に参加した大学生・大学院生は3万人強――文部科学省はこのほど、「学生のキャリア形成支援活動」に関する調査結果を公表した。産学の協議会(採用と大学教育の未来に関する産学協議会)がインターンシップなどの要件を改めて定義して以来初の調査で、全国の大学810校などに令和5年度の実施状況を尋ねたも……[続きを読む]

2025.05.04 【人材ビジネス交差点】
【人材ビジネス交差点】ギャップを減らす採用戦略/三浦 妙子

 新卒採用において、多くの企業が「入社後のミスマッチ」に直面している。応募者の確保を優先するあまり、職場環境や業務の実態を十分に伝えられず、学生は「入社しないと分からない」といった不安を抱えている。その結果、「自分に合わなければ転職すれば良い」と考える学生が増え、退職代行サービスの利用も増加傾向にある。とくに、入社直後や長期休暇明けに離職……[続きを読む]

2025.03.25 【労働行政最新情報】
令和7年3月大学等卒業予定者の就職内定状況(令和7年2月1日現在)―大学生の就職内定率は92.6%と、調査開始以降同時期で過去最高(厚労省)

 厚生労働省と文部科学省は、令和7年3月大学等卒業予定者の就職内定状況を共同で調査し、令和7年2月1日現在の状況を取りまとめ、公表した。  取りまとめの結果、大学生の就職内定率は92.6%(前年同期差+1.0ポイント)となった。  就職内定率の概要は以下の通り。 ・大学(学部)は92.6%(前年同期差+1.0ポイント) ・短期大学は84.……[続きを読む]

2025.03.25 【労働行政最新情報】
労働経済動向調査(令和7年2月)の概況(厚労省)

 厚生労働省では、令和7年3月25日、労働経済動向調査(令和7年2月)の結果を取りまとめ、公表した。  調査結果のポイントは以下の通り。 1 正社員等、パートタイム労働者ともに、「不足」とする事業所割合が引き続き多い(令和7年2月1日現在) ○労働者過不足判断D.I.(「不足」-「過剰」) ・正社員等労働者(調査産業計)+48ポイント(+……[続きを読む]

2025.03.06 【主張】
【主張】育てがい踏まえ初任給を

 物価上昇に伴うベースアップを受け、大企業による初任給の大幅改善が続いている。大和ハウス工業㈱は今年4月の入社者から大卒35万円に引き上げるとし、同グループの㈱コスモスイニシアも26年から30万円にすると発表した。第一生命ホールディングス㈱では業界最高水準を狙い、今春から大卒総合職を33万5560円(固定残業代30時間分含む)に高めるとい……[続きを読む]

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