『建設業』の労働関連コラム

2025.06.02 【労働行政最新情報】
令和6年「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値)(厚労省)

 厚生労働省は、令和6年の「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値)を取りまとめ、公表した。  ポイントは以下の通り。  令和6年における職場での熱中症による死傷者(死亡・休業4日以上)は、1,257人(前年比151人・約14%増)であり、全体の約4割が建設業と製造業で発生した。  また、熱中症による死亡者数は31人(前年と……[続きを読む]

2025.05.27 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】安全週間は家族を巻き込んで

 今年も6月1日~30日を準備期間、7月1日~7日を本週間に全国安全週間が行われる。実施要項の「実施者が準備期間中及び全国安全週間に実施する事項」には、「労働者の家族への職場の安全に関する文書の送付、職場見学等の実施による家族への協力の呼びかけ」が示されている。同週間の歴代スローガンを見ても「職場の安全 家族の安心 災害ゼロはみんなの願い……[続きを読む]

2025.05.04 【送検記事】
安全帯着用させず送検 労働者が墜落し頭部骨折 船橋労基署

 千葉・船橋労働基準監督署は、安全帯着用などの墜落防止措置を怠ったとして、建設業を営む個人事業主の窪田板金(神奈川県相模原市)を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで千葉地検に書類送検した。令和6年1月、労働者が地上7.2メートルの高さの屋根上から墜落し、頭部を骨折する重傷を負う労働災害が発生している。  労災は、船……[続きを読む]

2025.05.01 【主張】
【主張】特定最賃は労使の主導で

 経済同友会はこのほど明らかにした政策提言で、地方のエッセンシャルワーク領域に対し「職種別最低賃金制度」を導入すべきと訴えた(参考記事=職種別最賃導入を 生活必須職へ移動促進 同友会提言)。運輸、建設、介護など8職種をエッセンシャルワーク領域と位置付け、中央最低賃金審議会でこれら職種の特定最低賃金についても改定額の「目安」を示し、地域ごと……[続きを読む]

2025.04.10 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】建設業の交通災害を防ぐ

 建設業の型別死亡災害を見ると、交通労働災害は墜落・転落に次いで多い。交通労働災害には、工事現場外で起こる道路上の交通事故と作業中に車両がバックして労働者がひかれるなど工事現場内で起こるものに分類される。  工事現場内で起こる災害については比較的、対策を講じやすいが、道路上で作業中に発生するものは、第三者の車に衝突されるケースもあり、対策……[続きを読む]

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