『台風』の労働関連コラム

2023.09.12 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】強風に対し早めの備えを

 台風シーズン真っ只中となった。大雨、強風ともに注意が必要になるが、本稿では風に焦点を当てて考えてみたい。風は台風が過ぎ去った後でも吹き続け、また、突風という形でいきなり現場を激しく襲うこともある。  強風によって労働災害となったケースでは、風にあおられてバランスを崩して高所から墜落したり、物が飛来し、体にぶつかって負傷するケースがたびた……[続きを読む]

2021.07.06 【監督指導動向】
大雨による労災に注意 小諸労基署がリーフレット作成 中州に取り残される事案も

 長野・小諸労働基準監督署は、今年5月に工事現場の作業員が大雨で中州に取り残された事案を受け、長雨と集中豪雨へ備えるよう注意喚起している。具体的な確認ポイントを記載したリーフレットを作成し、現場監督時の配布や、ホームページ上での公開で周知に努める。  確認ポイントには、雨量計・風速計の設置、悪天候時の作業中止基準の設定などとくに重要な6点……[続きを読む]

2020.11.08 【社労士プラザ】
「三方良し」をめざして/わたなべ社労士事務所 代表 渡辺 康子

 千曲川と浅間山を望む佐久平に事務所がある。田園地帯であり、自然の美しさを1年中感じながら生活している。  1年以上前になるが、台風19号で千曲川は荒れ狂った。千曲川のほど近くに、甚大な被害を受けた関与事業所があり、台風一過の晴天の下、事務所に流れ込んだ土砂をただただ運び出したことを思い出す。この事業所は、現在、台風前よりも従業員が増えた……[続きを読む]

2020.09.02 【送検記事】
スレート屋根での墜落防止措置を怠り送検 千葉労基署

 千葉労働基準監督署は、スレート屋根上の作業における危険防止措置を講じなかったとして、建築・屋根工事業者と同社代表取締役を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで千葉地検に書類送検した。58歳の男性労働者がスレート屋根を踏み抜き墜落死する労働災害が発生している。  労災は平成30年8月5日に、千葉県市原市内にある工場の……[続きを読む]

2020.08.07 【送検記事】
スレート踏み抜き労働者が重体 建設会社を送検 台風19号による屋根修繕工事で 千葉労基署

 千葉労働基準監督署はスレート屋根を踏み抜き労働者が重傷を負った労働災害で、建設業者と同社の工事課長を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで千葉地検に書類送検した。  労働災害は令和2年3月16日に、千葉市花見区内の工場のスレート屋根の修繕工事現場で起きた。屋根は令和元年の台風19号により破損したものだった。屋根は雨……[続きを読む]

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