【今週の労務書】『研修開発入門 「研修評価」の教科書』

2022.06.25 【書評】
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定性データも活用を

 企業は人材開発を目的にさまざまな研修を実施している。しかし、コストに見合う効果があったか評価できているかと聞かれ、自信を持ってYESと答えられる人事担当者は少ないのではないだろうか。多くはアンケートで当日の満足度を測り、満足度を効果とみなして評価しているのが実情だろう。

 本書は現代に合った評価手法を解説している。評価に当たっては定量データだけでなく、定性データも必要とした。研修内容をどの程度現場で生かせているのかヒアリングし、成功例と失敗例の双方を深掘りする。さらにどのくらいの割合の従業員が仕事に生かせているかをデータとしてまとめ、定量データと定性データをミックスして評価すると良いとした。

(中原淳、関根雅泰、島村公俊、林博之著 ダイヤモンド社刊 2640円 TEL:03-5778-7229)

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令和4年6月27日第3358号16面 掲載

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