『年収の壁』の労働関連コラム

2024.05.02 【主張】
【主張】残りの5カ月有効活用を NEW

 厚生労働省は、今年10月からの社会保険適用拡大をにらみ、企業の人事労務担当者向けの手引きを作成した。経営陣や従業員に説明する際の留意点をまとめている。従業員51~100人の企業で働くパート・アルバイトにもいわゆる「年収106万円の壁」が生じることから、影響を受ける企業は、パートの働き控えを防ぐためにも、手引きを活用し、社会保険加入の利点……[続きを読む]

2024.03.04 【労働行政最新情報】
「年収の壁・支援強化パッケージ」 キャリアアップ助成金 計画届受理状況の取りまとめ (令和6年1月末時点)(厚労省)

 厚生労働省では、「年収の壁・支援強化パッケージ」の対応として、キャリアアップ助成金(社会保険適用時処遇改善コース)を創設し、同コースを活用する予定の事業主から計画届を受け付けている。  厚生労働省は、計画届の受理状況を取りまとめるとともに、実際の企業の活用事例をまとめ、公表した。 ■受付を開始した令和5年10月20日から令和6年1月末ま……[続きを読む]

2024.01.07 【よく読まれた記事】
手当支給企業に助成金 3年間で1人50万円 厚労省・「年収の壁」支援パッケージ【2023年下半期 よく読まれた記事】

労働新聞社Webサイトに2023年に掲載した記事で、2023年下半期にアクセス数が多くよく読まれている人気の記事を再紹介していきます。 2023年10月5日配信【労働新聞 ニュース】  厚生労働省は、短時間労働者がいわゆる「年収の壁」を意識せずに働けるようにするための「支援強化パッケージ」を発表した。「106万円の壁」対策として、キャリア……[続きを読む]

2023.11.25 【助成金の解説】
【助成金の解説】キャリアアップ助成金(社会保険適用時処遇改善コース)/岡 佳伸

年収の壁を突破  キャリアアップ助成金(社会保険適用時処遇改善コース)は、厚生労働省が令和5年10月から新設した制度です。この制度は、短時間労働者が社会保険(厚生年金保険・健康保険)に加入することで手取り収入が減少することを防ぐために、事業主が労働者の収入を増加させる取り組みを行った場合に、労働者1人あたり最大50万円を助成するものです。……[続きを読む]

2023.11.09 【主張】
【主張】配偶者手当廃止は慎重に

 厚生労働省は「年収の壁・支援強化パッケージ」の取組みの一環として、配偶者手当の見直しを促すリーフレットを作成した(=関連記事)。支給要件に配偶者の収入を挙げているケースは多く、パートタイム労働者の就業調整の一因になっていると改めて指摘している。  昨年春に実施された人事院の調査によれば、配偶者に家族手当をする民間事業所の割合は5割を超え……[続きを読む]

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