【安全衛生・お薦めの一冊】『労働安全衛生法の計画届AtoZ』

2012.10.01 【書評】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

審査のポイントを解説

 工事着手の30日前または14日前までに行政官庁に届け出なければならない計画届。タイトルに「AtoZ」とあるように対象となる業種・機械、届出期限、内容、免除制度など計画届についての全容を分かりやすく説明している。

 とくに「労働基準監督署の着眼点」の項は、筆者の元労働基準監督官の経験に基づかれて書かれているので説得力がある。

 例えば、審査のポイントを示しており、重要なのは「労働災害防止について配慮されているか」をみると解説している。「レイアウトに無理がないか」「安全装置の具備」も重要なポイントと指摘。リスクアセスメントを実施したのであれば、経過を分かるものを添付するとよいとアドバイスがあるのもうれしい。

 計画届に関する法令違反や労働災害を発生させないようにするためにも、手元に置いておきたい一冊だ。

(大成出版社刊、村木宏吉著、TEL:03-3321-4131、A5版、171ページ、1800円+税)

Amazonで購入する 楽天ブックスで購入する

関連キーワード:
平成24年10月1日第2171号 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。