安全衛生ノート VOL.49 No.4(2025.7)

年間のテーマ:不安全行動をなくそう、止めよう!!
〈今月号のテーマ〉熱中症――作業環境、体調に留意し予防
時節のしるべ…2~3
自然気象災害の「はげしい月」は今年もか
今月実施される行事・運動、そのほか
熱中症――作業環境、体調に留意し予防…4~7
発症の疑われる作業者の「発見→報告→応急処置」を迅速に
Ⅰ.熱中症防止対策の近況について知っておきたいこと
Ⅱ.「発症と重篤化予防」のポイント
災害事例…8~13
(Ⅰ)現場に不慣れな22歳の作業者が急性熱中症に―気温は35℃以上だったがガマンしていた―
(Ⅱ)高熱のサイロ内作業で熱中症となり、病院搬送後死亡―倒れていた作業者の発見・救出が遅れる―
(Ⅲ)構内の草刈り作業中、外注業者が熱中症で死亡―日陰や、体を冷却させる場所が近くになかった―
(Ⅳ)金属製品の焼入れ工程で熱中症、治療3時間後に死亡―休憩は取っていたがクーラーの効きが悪かった―
(Ⅴ)車両の整理・誘導者が自宅で翌朝、死亡を発見される―炎天下にもかかわらず休まず業務を続行―
(Ⅵ)高温環境下の運搬作業で熱中症による急性肝不全に―職場での重労働に慣れておらず3日後に死亡―
安全衛生・防災情報…14~15
すべての事業場に「ストレス検査」義務付ける―改正安衛法公布、チェック実施は3年以内の施行―
暑さに応じて連続作業時間を設定―東邦チタニウム・茅ヶ崎工場 作業者の体調変化見守りムリさせない管理へ
経験3年未満での「挟まれ、巻き込まれ」が4割強も―岡山労働局管内・令和6年労災発生状況―