安全衛生ノート VOL.49 No.2(2025.5)

年間のテーマ:不安全行動をなくそう、止めよう!!
〈今月号のテーマ〉安全機能や防護装置を無効化
時節のしるべ…2~3
監督・指導の手腕に磨きをかける好機
今月実施される行事・運動、そのほか
安全機能や防護装置を無効化…4~7
装置の取り外しや機能の停止は“自損行為”
無効化が原因での災害を防止するための実施事項
災害事例…8~13
(Ⅰ)プレス機調整作業中に頭部を挟まれて死亡―安全ブロックを使わず、プレスが急に下降―
(Ⅱ)落ちた厚紙を取ろうとして紙打ち抜き機に挟まれる―購入時に設置されていた安全棒が撤去されていた―
(Ⅲ)プレス機のスライドに手を挟まれて永久障害に―安全囲いを外して、とっさに手を入れた―
(Ⅳ)機械のトラブルを調整中、挟まれて死亡―安全装置の機能を無効にしていた―
(Ⅴ)携帯用丸のこ盤で角材を加工中、膝を切る―接触予防装置に木片を挟み無効にして―
(Ⅵ)成型機点検中に高圧熱水が噴出して重傷を負う―点検の邪魔になるからと安全装置を無効に―
安全衛生・防災情報…14~15
職場の熱中症による死傷が過去10年で最多に 「暑さ指数(WBGT)」の未把握目立つ ―死亡者数は30人台で高止まりの傾向―
健康づくりへ45万人の健診分析 商工会議所と連携し情報を提供 協会けんぽ神奈川支部
大和ハウス工業 高所作業車上昇時の挟まれ防止に新装置開発 ―「3段階スイッチ」などで災害を回避―
安全衛生ノート 第575(VOL.49 No.2)号 (2025年05月01日号)