運送業向けセミナー② 運送業における労働時間管理・同一労働同一賃金
運送業には、特殊な労働時間規制が存在するため、通常の労務管理では対応できない点が多々あります。また、運送業の同一労働同一賃金について、注目すべき判決が出ました。
本セミナーでは、運送業の労務トラブルを多数担当する弁護士を講師にお招きし、運送業における労働時間管理及び同一労働同一賃金について、問題となりやすい点とその対応策をわかりやすく解説していただきます。
人事労務担当者をはじめ関係する皆様はぜひこの機会にご参加ください。
セミナー内容
1.運送業における労働時間管理
(1)労働時間管理の原則と例外
(2)運送業特有の労働時間:改善基準告示
・拘束時間と休息期間
・トラック、バス、タクシーについての拘束時間の限度・運転時間の限度・時間外休日労働の限度
(3)問題となりやすい労働時間
出庫・帰庫前後(大阪エムケイ事件)/手待ち時間(田口運送事件など)
(4)睡眠確認義務化
(5)変形労働時間制
1ヶ月以内を単位期間/1年以内を単位期間
(6)働き方改革関連法(時間管理)への実務対応
2.同一労働同一賃金
(1)同一労働同一賃金の意義/現行の法規制/働き方改革の影響/最高裁の分析
(2)不合理な待遇格差解消の解決策
ア 就業規則及び賃金規程の改定案
①正規従業員の就業規則に合わせて非正規従業員の就業規則を有利変更(政府方針に沿った対応。人件費の増加が課題)
②非正規従業員の就業規則に合わせて正規従業員の就業規則を不利益変更
(ア)人件費は減少するが、別途労契法10条に抵触するリスクが生じる
(イ)個別同意を得る又は代替措置としての調整給支給などが必要だが手続をどうするか(書式あり)
③正規従業員または非正規従業員の就業規則変更。待遇の趣旨と運用に合わせて対象者や金額を限定
④賃金報酬体系を抜本的に変更
イ 定年後再雇用者の特殊性をどうするか
ウ 就業規則の不利益変更について(手当に関する不利益取り扱いを有効とした裁判例の解説を含む)
注意事項等
※会場内での録音、配布した資料の複製・頒布は禁止させていただきます。
※参加費は、下記口座に開催日2日前までにお振込みください。お振込み手数料はお客様にてご負担ください。
※セミナー当日の現金でのお支払いはできません。ご了承ください。
※お振込み後のキャンセルは、開催日2日前までにご連絡ください。それ以降のご欠席の場合、関係資料をご送付し、受講料は申し受けます。
りそな銀行常盤台支店(店番号761)普通 4557077
口座名:株式会社労働新聞社
ふりがな:カ)ロウドウシンブンシャ