電解水生成装置で塩素発生、14人中毒 次亜鉛素酸タンクに誤って塩酸を補充

【製造業】【有害物等との接触】
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労働災害事例シート

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災害の発生状況

 工場2階のリネン庫に設置された電解水生成装置に供給する次亜塩素酸ナトリウムタンクの残量が少なくなり補充警報ブザーが鳴ったので、担当者がリネン庫に保管されている次亜塩素酸ナトリウム(20リットル)と思って注入したところ塩酸(20リットル)であったため、タンク内に残っていた次亜鉛素酸ナトリウムと塩酸が反応して塩素ガスが発生し、周辺で作業中の作業者14人が塩素ガス中毒となりました。

 通常次亜塩素酸ナトリウムは20リットル容器で、塩酸は10リットル容器で保管されており、担当者は容器の大きさで種類を区別していましたが、この時たまたま20リットル容器の塩酸が保管されていたため誤って補充したものです。

 補充用樹脂製容器には両方とも表示がなく、梱包した段ボール箱にのみ名称・成分等が表示されていました。

災害の主な原因

① 樹脂性容器には…

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