ヒト白血病ウイルス-1型(HTLV-1)母子感染に関する情報の提供について

2010.06.08 雇児母発0608第2号
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雇児母発0608第2号
平成22年6月8日

各都道府県・政令市・特別区母子保健主管部(局)長 殿

厚生労働省雇用均等・児童家庭局母子保健課長

ヒト白血病ウイルス-1型(HTLV-1)母子感染に関する情報の提供について

 成人T細胞白血病(ATL)やHTLV-1関連脊髄症(HAM)の原因であるヒト白血病ウイルス・1型(HTLV-1)の主な感染経路については、母乳等を介した母子感染であること、母乳の授乳期聞が長くなれば児のHTLV-1感染率が上昇することが指摘されている。
 今般、平成21年度厚生労働科学研究費補助金(厚生労働科学特別研究事業)「HTLV-1の母子感染予防に関する研究」(研究代表者:齋藤滋国立大学法人富山大学大学院医学薬学研究部教授)において、HTLV-1抗体が陽性であることが判明した妊婦については、人工栄養による育児によって、児のHTLV-1の母子感染のリスクが一定程度低減できること等が報告されたところである。
 ついては、別紙のとおり、妊婦健診におけるHTLV-1抗体検査を実施する際に参考となる資料をまとめたので、各都道府県におかれては、当該資料を参考にしつつ、妊婦に対して、HTLV-1母子感染に関する情報を提供する等適切な対応に留意されるよう、管内市町村等への周知徹底をお願いする。
 なお、本通知は、地方自治法(昭和22年法律第67号)第245条の4第1項に基づく技術的助言である。

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