溶融釜から溶融アスファルトが吹き出し火災

【建設業】【爆発・火災】
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発生状況

 地下部の床および側壁のアスファルト防水作業を5人で行っていた。

 5人がそれぞれの担当箇所で作業中に、溶融釜が高温になり、溶融アスファルトが吹き出しこぼれ、流れ出した溶材が、断熱被覆材(発泡系)に触れ発煙し、あわてた作業員Aが消火器を持って消火作業を行っているときに、流れた溶融アスファルトに足を滑らせ転倒し、右上腕部と右足大腿部を火傷した。

 火災は、消防車による消火活動で側壁部を焦がしただけですみ、他の4人も煙を吸い込み病院での手当を受けたが大きな障害にはならなかった。

背景

・溶融釜を…

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