鉄骨製梁材の仮置き作業中、梁材が倒れ挟まれる

【はさまれ・巻き込まれ】
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災害事例シート

※ボタンをクリックするとPDFデータがダウンロードできます。

発生状況

 S造6階建ての倉庫新築工事で、鉄骨梁地組ヤードで、地組した鉄骨梁(H850、幅30、長さ11m、重さ2.8t)をクレーンで吊り、敷き下駄(H鋼)上に仮置きした。

 玉掛け者が、鉄骨梁からチェーンブロックを外して吊ワイヤを巻き上げ始めたところ、チェーンブロックのフックが鉄骨梁上部のフランジに引っ掛かり、鉄骨梁が玉掛け者側に倒れたが、除けきれず、右足下腿部を挟まれた。

背景

・鉄骨梁の重心位置がずれていてチェーンブロックの吊り代長さが違っていた。
・外したフックを介錯せずに巻き上げた。

災害原因

 ① 玉掛け者が外したフックの介添えを行わないで、クレーンオペレータに巻き上げを指示した。
 ② 最初の梁で転倒防止の控え、固定を取っていなかった。
 ③ 転倒防止措置を取ってから、玉掛け外しの作業手順が守っていなかった。

★災害発生原因を前掲表に当てはめ、リスクアセスメントを行ってみましょう。

対策

 ① チェーンブロックを中央で束ね、鉄骨梁フランジを越えるまで介錯し、梁等にフックが引っ掛からないようにする。
 ② 仮置き後、速やかに転倒防止の措置を行う。
 ③ シャコマン等で転倒防止措置を行ってから、玉掛け外しの作業手順を守るよう指導、教育する。

急所

 ※この事例では、作業手順を守らず、チェーンブロックの一方のフックがフランジを越えたところで目を離し、鉄骨梁の固定作業に移り、鉄骨梁が倒れたことに気がつかず同僚に声を掛けられ逃げたが逃げきれず挟まれました。吊りフックがフランジや材料に引っ掛かり鋼材が転倒する災害が多く見られますので、必ず、フックを外したら吊ワイヤ、フックを束ね引っ掛かりがない位置まで介錯することが大事です。横着しないよう日頃から指導教育して下さい。

 ※作業手順は、作業開始前に全員で確認し、ケガをしない安全な作業の要と認識し守らせるよう指導して下さい。

起因物等:

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