成型機点検中、高圧熱水が噴出して2人が重傷を負う 点検の邪魔になると、安全装置を無効にしていた

【製造業】【高温・低温の物との接触】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

労働災害事例シート

※ボタンをクリックするとPDFデータがダウンロードできます。

災害の発生状況

 タイヤ製造用の熱加硫圧縮成型機でタイヤ製造中に、高圧熱水が漏れるというトラブルが発生したため、成型機を点検していたとき高圧熱水が噴出し、作業者2人が火傷などの重傷を負いました。

 成型機の上蓋を開けたまま、ゴム製の袋に製造時と同じ高圧熱水を注入して、漏れ発生箇所を確認していたところ、タイヤ内側の金属製リングの固定金具が外れて、高圧熱水が噴出するとともに袋が急激に膨張して上方に持ち上がったため2人が跳ね飛ばされ、いずれも火傷と身体強打による重傷を負ったものです。

 成型機には、上蓋を開けたままでは高圧熱水を注入できない安全装置が備えられていましたが、トラブル処理の際に邪魔になるからと無効化されていました。

災害の主な原因

① 成型機の上蓋を…

この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

安全スタッフ電子版へログイン

安全スタッフ電子版は安全スタッフ購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

起因物等:

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。