地下室内でコンクリートカッター使用中、CO中毒に

【建設業】【有害物等との接触】
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発生状況

 スーパーマーケットの床配管工事のため、床面のコンクリートをエンジン式コンクリートカッターで切断中にCO中毒で被災した。

 作業員2人によりコンクリート製敷板(以下「平板」という)の撤去作業をノミとバールを使用することを指示され開始した。平板と平板の間の目地がモルタルで埋められていて相当の手間を要したため、作業員間で相談し、作業効率化のためコンクリートカッターを使用することとし、リース会社よりコンクリートカッターを借り受けてきた。1人がカッターのハンドル操作を行い、もう1人の作業員がカッターブレードの冷却用の水の補給などの補助作業を行っていた。

 作業開始より30分後、3枚ほど目地を切断したとき、ハンドル操作を行っていた作業員が突然作業中の部屋から出て行った。補助作業員はこれを用足しにいったものと考え、ハンドル操作を引き継いで行った。2本目の目地を切断し終えたところで休憩を取るため部屋を出て地上へ戻り、しばらくして先に出た作業員が見当たらないことに気づき、再び地下室に戻ってみたところ、地下室入口付近で倒れているのを発見し救急車で病院に搬送、診察で一酸化炭素中毒と診断された。

発生原因

① 換気を行わないで、コンクリートカッターを地下室で使用したため、…

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