バッテリーの極板組立自動機械に挟まれる 立入防止措置が不十分だった

【製造業】【はさまれ、巻き込まれ】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

労働災害事例シート

※ボタンをクリックするとPDFデータがダウンロードできます。

災害の発生状況

 この災害は、電気機器を製造する工場の自動車用バッテリーの組立を行う作業場において発生したものです。

 災害発生当日、職長Aは、他の作業者2人とともに、キャストンと呼ばれる一定数の極板を専用の枠に入れて溶接し、バッテリーのケース(電解槽)に挿入する作業を行う自動機械による自動車用バッテリーの組立作業に従事していました。

 作業を開始して約3時間経ったとき、Aはキャストンに材料を供給する装置で、極板を入れる枠が破損しているのを見つけました。

 Aは、キャストンのスイッチを停止に切り替えずに、キャストンの周囲に設けられた安全柵の扉を開け、破損した材料を取り除こうとしましたが、材料供給装置が回転し、アームとキャストンのフレームとの間に挟まれました。その後、Aは救出され、病院に搬送されましたが死亡しました。

災害の発生原因

 この災害の原因としては、次のようなことが考えられます。…

この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

安全スタッフ電子版へログイン

安全スタッフ電子版は安全スタッフ購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

起因物等:

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。