労災保険の基礎セミナー「2.労災保険による補償や給付について」
~実務担当者に必要な基礎知識と適切な実務のためのポイントをわかりやすく解説(全2回のうち2回目)~
事業主は雇用する従業員が一人でもいれば労働保険に加入する必要があります。この労働保険には労災保険と雇用保険の2つの保険があり、従業員が安心して働けるように補償や給付などを行う重要な制度です。とりわけ労災保険は、仕事中にけがをしたり仕事を原因とする病気にかかった労働者の保護、さらには不幸にも死亡した場合のご遺族の保護など、労働者にとって大変に重要な役割を果たしています。
この労災保険の実務は主として企業側が行いますが、適切に行われていなかった場合には労働者に不利益を及ぼす可能性もあるため、きわめて重要な業務となります。そのため実務担当者には、正しい知識にもとづく実務対応が求められています。
そこで本セミナーでは、元厚生労働事務官で労災保険制度や労災認定に精通されている高橋健先生を講師にお招きして、労災保険の基礎知識と適切な実務のためのポイントを解説していただきます。幅広い内容の中から、担当者としてまずこれはおさえておきたいという項目にしぼり、初任者や経験の浅いご担当者にもわかりやすくお話しいただきますので、実務のご担当者をはじめ人事労務にたずさわる皆様はぜひこの機会にご参加ください。皆様からのお申込みをお待ちしております。
開催内容
1.労災保険による補償とは(労災請求と労災認定)
2.労災補償の対象となる「労働者」とは
労働者性とその判断について、最近のフリーランスをめぐる問題 等
3.労災補償の対象となる「業務災害」とは
判断要件や考え方(よくあるケース、判断の仕方、難しいケース)、判断に迷った場合について 等
4.労災補償の対象となる「通勤災害」とは
通勤の定義と考え方、判断の具体例と難しいケース、判断に迷った場合について 等
5.業務上疾病の考え方
労災認定基準とは、脳・心臓疾患の労災に関する知識、精神障害の労災に関する知識 等
6.労災から受けられる保険給付とは
各種給付の概要、事故発生後の対応の流れや留意点、複数事業労働者について 等
7.労災請求書提出時の留意点
8.「第三者行為災害」に係る労災保険給付と損害賠償の関係について
9.その他の留意事項・質疑応答
(上記は主な項目をご案内しています。状況により内容には多少の変更の可能性もありますので予めご了承ください)
注意事項等
※オンラインはzoomウェビナーを利用しライブ配信いたします。ブラウザからの参加も可能ですが、アプリケーションのインストールをお勧めいたします。
▽インストールはこちら
https://zoom.us/download#client_4meeting
▽Zoomの画面・音声のテストはこちら
https://zoom.us/test
※参加費は、以下の口座にお早めにお振込みください。お振込み手数料はお客様にてご負担ください。
※お振込み後のキャンセルは、開催日2日前までにご連絡ください。それ以降のご欠席の場合、関係資料をご送付し、受講料は申し受けます。
りそな銀行常盤台支店(店番号761)普通 4557077
口座名:株式会社労働新聞社
ふりがな:カ)ロウドウシンブンシャ