労働側弁護士からみた最近の労働事件裁判例の潮流
~棗弁護士による最近の労働事件裁判例の批判的検討~
「東京地裁労働部における判決や判断において、すべての裁判官ではないものの、その判断に疑問を抱かざるを得ない状況が続いている。」「以前であれば労働側が勝訴していたような事案が敗訴となったり、合理的期待を根拠づける諸事情を形式的に切り捨てようとするなど、裁判官の労働事件に対する見識を疑うような場面が増えている。」
長年にわたり労働者・労働組合側の代理人を務め、著名な労働事件を含む数多くの事件で判決を勝ち取ってきた棗弁護士は、上述のように現状に対して強い危機感を抱いています。
使用者は人事権という圧倒的な権限を持ち、それを労働者に行使します。しかし、その濫用をめぐって労使間で争いが生じ、訴訟に発展した際には、司法の場において公正かつ中立に判断されることが求められます。もしその信頼が揺らぐことがあれば、労働者側も使用者側も、安心して紛争解決を司法に委ねることは難しくなるのではないでしょうか。
今回は、棗先生を講師としてお迎えし、現在の課題や問題提起について率直にお話しいただきます。労使の実務担当者、士業・専門家の方々をはじめ、本テーマに関心のある皆様はぜひこの機会にご参加ください。
皆様のお申込みをお待ちしております。
【取り上げるポイント】
最近の労働事件裁判例の批判的検討(裁判所の司法判断に関する諸課題の指摘)等
(状況により内容は多少の変更の可能性もあります。あらかじめご了承ください)
注意事項等
※参加費は、以下の口座にお早めにお振込みください。お振込み手数料はお客様にてご負担ください。
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口座名:株式会社労働新聞社
ふりがな:カ)ロウドウシンブンシャ