バックホウの前面で滑って転倒し、キャタピラで足をひかれた
【建設業】【はさまれ、巻き込まれ】

発生状況
バックホウ(0.45m3)を使い、掘削作業と敷鉄板上の土砂除去作業を行っていた。
土砂撤去作業が終了したので、バックホウの移動を開始したところ、前方より横切ろうとして近づいてきた被災者(共同作業者)を確認したため、オペレーターはバックホウを停止させ、被災者も一旦立ち止まった。
被災者は、停止したバックホウの前面を通り抜けようとした際、地盤の段差に足を滑らせ転倒し、バックホウのキャタピラの下へ被災者の足が入り込み、それにオペレーターが気づかず、再始動し、足をひかれた。被災者はすぐに病院へ運ばれたが、左足脛部ほかの複雑骨折で後遺症が残った。
発生原因
① 重機作業エリアへの立入禁止措置はあったが、…
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