災害の発生状況

　工場の天井付近（高さ2.5ｍ）のパイプから水もれがするので増し締めしようと、被災者（男性58歳、勤続40年）が、移動ハシゴを壁に立て掛けて登り、フランジのボルトをモンキースパナで締めつけていた際、ボルトにかけていたスパナの可動あごの部分がゆるんで外れ、バランスを失って高さ約1.5メートルの位置から転落し左腕骨折、腰部打撲の重傷を負ったものです。

災害の主な原因

①　モンキースパナのウオーム（らせんネジ）部が破損しており、スパナがボルトから…