動いているコンベヤーのスクレーパーにはさまれる 自動機械の点検方法が不明確だった

【サービス業】【はさまれ、巻き込まれ】
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労働災害事例シート

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災害の発生状況

 この災害は、汚泥搬送コンベヤーのチェーンの張り具合を確認するために点検口からのぞき込んだ作業者が、コンベヤー上を移動している汚泥取出し用のスクレーパーに身体をはさまれたものです。

 このコンベヤーは、受入れホッパーに投入された脱水済みの汚泥を焼却炉まで搬送するもので、コンベヤーの運転は焼却炉と連動しており、焼却炉負荷状況によって稼働および停止を行うもので、搬送能力は毎時1.5トン、ベルト幅は0.43mです。

 焼却炉の運転は3直で行われており、1直の時点で、コンベヤーのコーナー部分の汚泥の堆積が多く、スクレーパーの機能が落ちていることが判明し、コンベヤーのチェーンの張りを調整ボルトによって調整しました。そして、2直、3直へと「点検口を開けてチェーンの張り具合を確認すること」が伝達されました。被災者は、3直に属し、引き継ぎ事項の確認のために点検口を開け、内部を見ていたところ、移動してきたスクレーパーにはさまれて死亡したものです。

災害の発生原因

 この災害の原因としては、次のようなことが考えられます。…

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