職場で行う安全の基本 改訂第2版 労働災害防止のための実践ノウハウ

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ライン管理・監督者向けに安衛法令をわかりやすく簡潔に解説!

 現業部門の管理者や監督者に知って欲しい労働安全衛生法令の要旨とそれを踏まえた現場での対応について解説した書籍です。
 法令の要旨は法律用語を避け平易な表現で具体的に、かつ短くまとめています。さらにどの法令の要旨かわかるよう根拠となる法令条文等も付記。イラストも多用し、より見やすく工夫しました。
 各事業場で教材としてぜひご活用ください。

中村 昌弘 著

2022年2月22日第2刷

※電子書籍も販売しております。
 詳しくは以下「電子書籍」タブをご確認ください。

判型・ページ数:B5判/92ページ 発売日:2020年11月09日|価格:880円(税込) ISBN:978-4-89761-829-6 C2036 Y800E

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  • 関連書籍
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    ●整理・整頓をして通路を確保しよう
    1.職場はいつも整理・整頓を
    (1)整理・整頓はすべての基本
    (2)まず整理と整頓を
    (3)次いで清掃・清潔を
    (4)事務所や現場の休憩所なども
    2.安全通路・作業通路を確保する
    (1)通路を表示する
    (2)通路の幅は80cm以上が基本
    (3)通路上部の障害物をなくす
    (4)床面は安全な状態を保つ
    (5)緊急時に配慮した通路を

    ●保護具を正しく着用しよう
    1.サッパリとした安全服装で
    (1)作業服装は心構えをあらわす
    (2)職場では安全服装を
    2.作業に適した保護帽を
    3.足先のケガ防止に安全靴を
    4.作業に応じた保護メガネを
    5.騒音職場では耳栓を
    6.防じんマスクや防毒マスクも
    7.手袋の使用禁止作業もある

    ●無資格で作業しない・させない
    1.無資格の違反には厳しい罰則
    2.作業に必要な資格などの種類
    (1)作業主任者の選任が必要な作業は
    (2)資格などが必要な作業は
    (3)特別教育が必要な作業は
    3.資格者の管理を適切に
    4.指揮者や誘導者などの配置も

    ●安全衛生教育や健康診断を充実しよう
    1.雇入れ時などの教育を
    2.職場の責任者には職長教育を
    (1)職長教育を行う対象者は
    (2)職長教育の内容は
    (3)教育の方法は
    3.安全衛生推進者などにも教育を
    4.定期健康診断は全員が対象

    ●墜落・転落災害を防ごう
    1.墜落災害は重災害になりやすい
    2.高所には作業床と柵が基本
    (1)高所作業箇所には作業床を
    (2)開口部には柵をせよ
    (3)柵には中さんとつま先板も
    (4)手すりは構築物から離す
    3.フルハーネス型の使用が義務化
    (1)墜落時の人体損傷が少ない
    (2) 6.75m以下では胴ベルト型の使用を
    (3)特別教育の受講も
    4.フルハーネスを取り付ける設備も
    5.安全な昇降設備を設ける
    6.移動ハシゴは正しく使おう
    (1)ハシゴは転位しないように
    (2)ハシゴの2本継ぎをしない
    7.ハシゴ道にはバスケットを
    8.脚立は開き止めを使用して
    9.ウマ足場は正しく組んで

    ●転倒災害を防ごう
    1.災害統計より
    2.転倒災害を防ぐために
    (1)床面の段差などをなくす
    (2)階段の角度とピッチを揃える
    (3)階段は手すりを持って1段ずつ
    (4)作業場では走らない
    (5)ハンドポケットはケガのもと
    (6)作業場には不用意に物を置かない

    ●飛来・落下・崩壊災害を防ごう
    1.意外にこわい飛来・落下
    (1)研削といしなどに安全カバーを
    (2)ハンマーなどのカエリに要注意
    (3)安易に放り投げるな
    (4)物を落とさない対策も怠りなく
    2.崩壊災害を防ぐために
    (1)崩壊災害とは
    (2)はい作業には作業主任者を
    (3)はい作業を安全に行うために
    (4)物の置き方の基本

    ●巻き込まれ・挟まれ災害を防ごう
    1.多い巻き込まれや挟まれ災害
    2.回転体の突起をなくす
    3.回転体には安全カバーを
    4.回転体に手を出すな
    5.玉掛作業はノータッチで
    6.プレス等の安全対策を万全に
    (1)金型の間に手が入らないように
    (2)金型調整時等の安全対策も
    (3)作業主任者の選任を
    7.危険箇所に防護措置を
    8.動力源には操作禁止札を

    ●取扱・運搬災害を防ごう
    1.合理的に運搬するための着眼点
    2.人力運搬は腰をいたわって
    3.抱えたときは足元・前方要注意
    4.2人での運搬は声を掛け合って
    5.台車上の積荷は安定させて
    6.機器の運搬にも工夫を
    7.高所への上げ卸しも要注意

    ●特殊車両による災害を防ごう
    1.特殊車両は大災害を招く
    2.機械に応じた安全対策を
    (1)作業計画をつくる
    (2)接触防止対策を
    (3)荷役運搬機械の運転は慎重に
    (4)貨物自動車の安全対策も油断なく
    (5)積荷の荷崩れ防止対策を
    (6)荷台への安全な昇降設備を
    (7)作業中は保護帽の着用を
    (8)誘導は運転手が見える位置で
    3.クレーン作業を安全に
    (1)クレーン作業の基本を守る
    (2)移動式クレーンの周囲に柵を
    4.高所作業車にも油断禁物
    (1)こわい日常的使用による馴れ
    (2)作業計画をつくる
    (3)アウトリガーを効果的に使う
    (4)バケット内で墜落制止用器具の使用を
    (5)バケットのレバー操作を誤るな

    ●電動機器具による感電災害を防ごう
    1.電動機器具による感電の原因
    2.人体に流れる電流と感電
    3.配線や電灯の保護を
    4.検電して安全確認を
    5.配線の損傷防止対策を

    ●溶接・溶断作業の災害を防ごう
    1.火災の防止対策を
    2.火傷などの防止対策を
    3.ガス溶接・溶断作業を安全に
    (1)ガスボンベの正しい取扱いを
    (2)使用時にガスもれチェックを
    4.アーク溶接機も点検整備を
    5.容器内部の付着油は洗浄して
    6.火気厳禁も具体的に表示を
    7.火気の使用箇所にも気配りを

    ●安全用語の基礎知識
    1.労働災害の用語
    (1)労働災害
    (2)休業災害
    (3)不休災害
    (4)重大災害
    (5)通勤災害
    (6)労働者死傷病報告
    (7)残存障害
    (8)事故報告
    2.災害統計の用語
    (1)災害発生率
    (2)度数率
    (3)年千人率
    (4)強度率
    3.安全活動用語
    (1)ツールボックス・ミーティング(TBM)
    (2)危険予知訓練(KYT)
    (3)ハインリッヒの法則
    (4)ヒヤリ・ハット報告活動
    (5)ゲシュタルトの法則
    (6)ロールプレーイング
    (7)ブレーンストーミング
    4.安全対策用語
    (1)ヒューマンエラー
    (2)本質安全
    (3)フールプルーフ
    (4)フェールセーフ
    (5)快適職場
    (6)労働安全衛生マネジメントシステム

    ●職場に安全文化を定着させよう
    1.安全管理を進める基本
    (1)安全管理体制をつくる
    (2)設備の安全対策を優先する
    (3)不安全行動をなくす
    2.安全活動の基本
    (1)災害の再発防止対策を
    (2)事故についても再発防止対策を
    (3)安全の先取り活動を
    (4)スッキリ職場・生き生き職場を
    3.職場に安全文化の定着を
    (1)安全な作業は品質を高める
    (2)職場に定着させよう安全文化を
     ①改善は安全配慮に欠けやすい
     ②常に安全配慮を最優先する

  • 著者プロフィール

     中村 昌弘(なかむら まさひろ)
     災害予防研究所 所長

     KYTを創出した住友金属工業(株)〔現・日本製鉄(株)〕で、鉄鋼生産現場管理の後、同社の製鉄所や本社で安全衛生課長、安全管理室長などを務め、鉄鋼製造や建設工事の長期無災害の実績を上げた。この間、各種の安全管理活動手法とともに各種KY活動手法を開発した。労働大臣安全衛生推進賞受賞。実務体験に基づく実践的安全管理活動手法には定評があり、全国の各企業や団体での講演・研修・安全診断などの要請が多く、この20年余の間に800回を数える。
     著書は「危険感受性をみがく」「安全衛生計画のたて方と活かし方」「基礎からわかる作業手順書」(中央労働災害防止協会刊)「職長・安全衛生責任者の役割と責任」「職場安全活動の勘どころ」「職場安全活動の決め手」(清文社刊)ほか多数。

  • 正誤表

    本書の掲載内容に下記の誤りがございました。謹んでお詫び申し上げます。
    職場で行う安全の基本改訂第2版_正誤表

    P22 「5.騒音職場では耳栓を」の下2行目
    (誤)耳柱        (正)耳栓
    P23 下部イラスト中「6月以下の実刑~」
    (誤)6月        (正)6カ月
    P84 「(4)ヒヤリ・ハット報告活動」下の欠落部分
    (誤)~対策を、
    (正)~対策を、職場のみんなで考えて実践する活動として、古くから無災害事故報告制度などとも名づけて、多くの企業で取り組んでいます。
    P84 「(5)ゲシュタルトの法則」見出しとその下1行目
    (誤)ゲシュタルトの法則 (正)プレグナンツの法則
    P84 「(6)ロールプレーイング」見出し
    (誤)ロールプレーイング (正)ロールプレイング

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