『特別寄稿(労働新聞)』の連載記事

2023.12.28 【労働新聞】
【新春特別寄稿】2024年賃上げ予測 1.1万円が攻防線/菊谷 寛之 中小で2.9%超も/赤津 雅彦 「3.6%超え」は難しい/小林 真一郎

 賃金コンサルタントと民間シンクタンクの研究員の3氏に、今春の賃上げを予想していただいた。3氏とも、賃上げ機運は継続するとしつつ、一部では前年を下回る結果になると指摘する。コンサルの2氏は「主要企業の賃上げ率は3%台後半」で見解が一致した。 1.1万円が攻防線/プライムコンサルタント 代表 菊谷 寛之  2024年は各国中央銀行のインフレ……[続きを読む]

2023.12.28 【労働新聞】
【新春特別寄稿】社会保険に関する年収の壁対策 めざすべきは「3号」廃止 抜本的な見直しが必要に/近藤 絢子

 本紙では新春巻頭言として、東京大学の近藤絢子教授に、社会保険に関する「年収の壁」対策について提言していただいた。問題を根本的に解決するためには、被用者保険加入者の扶養者に対し、国民年金保険料などを免除する現行制度を抜本的に見直す必要があると指摘。長期的な対応として、「第3号被保険者制度の廃止をめざすべき」と提案している。 最賃の引上げで……[続きを読む]

2022.12.28 【労働新聞】
【新春特別寄稿】2023年賃上げ予測 8000円台めぐる攻防か/菊谷 寛之 ベア含め2%台半ば/赤津 雅彦 21世紀最高の2.4%/小林 真一郎

 賃金コンサルタントと民間シンクタンクの研究員の3氏に、今春の賃上げを予想していただいた。労働側が5%の要求を掲げるなか、現実的には3%への到達は難しいとの見解で一致した。産業界に賃上げ容認ムードはあるものの、大手製造業の景気判断DIが4期連続で悪化するなどマイナス要因もあり、物価上昇分のカバーは困難か。 8000円台めぐる攻防か/プライ……[続きを読む]

2022.12.28 【労働新聞】
【新春特別寄稿】賃金引上げの重要性 労働者の意欲向上促進 コスト以外で競争力強化を/藤村 博之

 物価上昇が続き、賃金の行方が注目されるなか、企業はどのように対応すべきか――。新春特別寄稿として、藤村博之法政大学大学院教授に、賃金引上げが求められる理由や経営者の取るべき姿勢について執筆いただいた。賃金上昇が従業員のモチベーション向上と売上げ増につながるとし、「生産性の向上後に賃上げ」との発想からの転換を提案している。 30年低迷続け……[続きを読む]

2022.01.07 【労働新聞】
【新春特別寄稿】2022年賃上げ予測 1.8%未満も/赤津 雅彦 2.1%前後か/菊谷 寛之

 賃上げ率は2%以下の可能性も――本紙8・9面で解説をお願いしている人事賃金コンサルタントの赤津雅彦、菊谷寛之の両氏に今春の労使交渉を占っていただいた。景気回復の遅れや不安材料の多さから厳しい予想となっている。 1.8%未満も 景気対策次第で消極的に/賃金システム研究所 代表取締役 赤津 雅彦  経団連集計によると、昨年の賃上げ率は相場を……[続きを読む]

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