『歴史と事例から学ぶ!賃金制度設計』の連載記事

2022.12.22 【労働新聞】
【歴史と事例から学ぶ!賃金制度設計】最終回 両立の賃金制度の構築③ リスク回避行動抑制を 既存事業の発展とともに/西村 純

成果主義から教訓学べ  「明確な答えを提示することが難しいテーマについて、それを考えるうえでヒントになるような情報や視点を論じて欲しい」。これが本企画の依頼趣旨であった。読者の皆様が思考をめぐらすうえで、何かのお手伝いができていれば望外の喜びである。さて、最終回では企業の事業を起点に両立の賃金制度について考えてみたい。ある程度の社歴を重ね……[続きを読む]

2022.12.15 【労働新聞】
【歴史と事例から学ぶ!賃金制度設計】第19回 両立の賃金制度の構築② 最賃は競争力高めるか 労働移動に諸外国も苦戦/西村 純

産業超えると賃金低下  「日本版同一労働同一賃金」、「官製春闘」、「最低賃金の引上げ」など、賃金水準の底上げ政策が継続して行われている。政府の意図として賃金水準を上げていくことがめざされている。図で示した最低賃金の引上げ状況を見ると、その意図がひしひしと感じられる。そもそもなぜ賃金水準の上昇が求められるのか。理由の1つは、労働者の生活水準……[続きを読む]

2022.12.08 【労働新聞】
【歴史と事例から学ぶ!賃金制度設計】第18回 両立の賃金制度の構築① 格差是正は主要な問題 公平感と同時達成めざせ/西村 純

卑屈な態度はマイナス  これまで日本の賃金の特徴や課題について取り上げてきた。また、昨今再び注目が集まっている「職務給」についても欧米の事例に基づき、その概要や課題について紹介してきた。ここまでの連載で明らかにしてきたとおり、特定の賃金制度間に優劣があるわけではない。それぞれが長所と短所を有している。特定の課題に対して強みを発揮する特定の……[続きを読む]

2022.12.01 【労働新聞】
【歴史と事例から学ぶ!賃金制度設計】第17回 「ジョブ型」雇用における課題 別の格差生む可能性も 職務給は万能薬にあらず/西村 純

「日本型」の方が良い?  昨今、賃金格差の是正や賃上げの実現のために、「ジョブ型雇用」への転換や「職務給」導入の必要性を説く言説が目に付く。これらの諸制度の導入が企業の競争力を高めるという「風が吹けば桶屋が儲かる」的な言説は論外だとしても、労働供給側において働き方に制約のある労働者が増加している現状を考慮すると、これまで典型的とされてきた……[続きを読む]

2022.11.24 【労働新聞】
【歴史と事例から学ぶ!賃金制度設計】第16回 「職務給」下での労使関係 産別交渉は双方に利益 企業内労組の圧力減らす/西村 純

予測可能性高める効果  「職務給」の導入が即座に雇用形態間や企業規模間の賃金格差の是正をもたらすわけではない。賃金の決め方を変えれば労働問題が解消されるという発想は誤っている。また、「職務給」を導入すれば自動的に賃金が引き上げられていくわけでもない。労使が構築してきた賃金決定システムの下で賃金が決められていることを忘れてはならない。この点……[続きを読む]

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