『元漫才師の芸能界交友録』の連載記事

2020.04.02 【労働新聞】
【元漫才師の芸能界交友録】第36回 明石家さんま③ 青年を運命付けた96年春/角田 龍平 NEW

 明石家さんま研究家のエムカクさんは、1973年に福岡で生まれた。生後間もなく大阪に引っ越したが、彼の地では珍しくお笑いに関心のない物静かな少年だった。さんまさんが全国的に大ブレイクを果たすきっかけになった『オレたちひょうきん族』(フジテレビ)も、同級生が教室で話題にするので存在は知っていたが、みたことはなかった。かといって、『ひょうきん……[続きを読む]

2020.03.26 【労働新聞】
【元漫才師の芸能界交友録】第35回 明石家さんま② 分厚い質問書にも神対応/角田 龍平

 集団的自衛権行使を容認する閣議決定がされた日の夜。大阪はミナミのライブハウスで、四十路を過ぎた男がふたり、世界で一番平和な論争をしていた。  モーニング娘。は、『ザ☆ピ~ス!』で「あ~いとしいあの人 お昼ごはん なに食べたんだろう?」と歌った。世界中の人々が、「いとしいあの人」のことを考えていれば、地球上から戦争はなくなるはずだ。ふたり……[続きを読む]

2020.03.19 【労働新聞】
【元漫才師の芸能界交友録】第34回 明石家さんま① 本人不在で誕生日を祝う/角田 龍平

 2014年7月1日。『宗右衛門町ブルース』で知られる大阪はミナミのネオン街に建ち並ぶ雑居ビル。幼い顔をした金髪のホストが、エレベーターホール横の案内板を思わず二度見した。ホストクラブの階下にあるライブハウスが、その日のイベント内容を案内板に掲示していた。「明石家さんま 59回目の誕生日を勝手に祝う会」。  どうやら、彼は「勝手に」の3文……[続きを読む]

2020.03.12 【労働新聞】
【元漫才師の芸能界交友録】第33回 桂文枝 45年前思い胸いっぱいに/角田 龍平

 今年で46回目を数える「桂文枝の順正ゆどうふ食べくらべ大会」を知らない京都人はいない。毎年冬に清水寺門前にある名店「順正」で開催される湯豆腐の大食い大会への切符を、4度目の正直で手に入れた。過去3年はいずれも抽選に漏れ、“湯豆腐の祭典”への出場は叶わなかった。  今年の私のエントリーナンバーは、なんと202001311203。大会に出場……[続きを読む]

2020.03.05 【労働新聞】
【元漫才師の芸能界交友録】第32回 島田紳助③ 9年待ちわびるFAX/角田 龍平

 帆を降ろしたヨットが停泊するヨットハーバーで、灰色の帽子と紫の背広を着た若者が、花束を持った両手を頭上に挙げている。若者の眼前に広がる海の向こうには、紅白の帆を揚げて航走するヨットがみえた。  2011年1月に、2年4カ月勤めた法律事務所から独立し、「角田龍平の法律事務所」を旗揚げした。結婚したばかりの司法書士の妻と、大阪地裁に程近い大……[続きを読む]

年月アーカイブ

ページトップ