『元漫才師の芸能界交友録』の連載記事

2019.12.05 【労働新聞】
【元漫才師の芸能界交友録】第21回 杉作J太郎③ 異性には畏敬の念を/角田 龍平 NEW

 「昨日はありがとうございました。お話はおもしろいしたのしいし、いなり寿司はおいしいし、お茶はおいしいし、冷房は気持ちいいし、お家の雰囲気はすばらしいし、赤ちゃんはかわいいし、土橋監督の運転で送っていただき、そのすべてに角田さんがやさしくみまもっていただき、ありがたかったです。素晴らしい京都の思い出になりました」。  手紙をしたためるとき……[続きを読む]

2019.11.28 【労働新聞】
【元漫才師の芸能界交友録】第20回 杉作J太郎② 出版記念イベントで共演/角田 龍平

 「お父さんのことは知ってますよ!」。「え!? パパちゃんのこと知ってるんですか?」。  2010年秋。大阪の道頓堀で行われたトークイベントの打ち上げの席で、杉作さんは『仁義なき戦い』にやたら詳しい私の妻を訝しんだ。20代と思しき女性が、「子供のおもちゃを選んでいた松方弘樹さんが射殺された場面は、大映通り商店街の八百屋をおもちゃ屋にして撮……[続きを読む]

2019.11.21 【労働新聞】
【元漫才師の芸能界交友録】第19回 杉作J太郎① “パパちゃん”に興味持つ/角田 龍平

 2016年3月のある夜。SNSのダイレクトメッセージを開いた私は、できすぎたシンクロニシティに吃驚した。そのメッセージは今まさに読んでいる本の作者から送られてきたものだった。私が読んでいたのは『ボンクラ映画魂完全版 燃える男優(オトコ)列伝』(徳間書店)。終電に揺られながら疲れた身体に染み入る杉作J太郎さんの文章が優しかった。  その頃……[続きを読む]

2019.11.14 【労働新聞】
【元漫才師の芸能界交友録】第18回 大竹まこと 思い出の片隅となって/角田 龍平

 折に触れて、読み返す本がある。書斎で過ごす静謐なひとときに、「結論、思い出だけを抱いて死ぬのだ」(角川書店)という本を手に取る。大竹まことさんが著したエッセイ集だ。奥付には、「平成16年2月27日初版発行」とある。  ちょうどその10年前。ダウンタウンの松本人志さんの大ベストセラー「遺書」(朝日新聞社)が出版された。「遺書」の中で大竹さ……[続きを読む]

2019.11.07 【労働新聞】
【元漫才師の芸能界交友録】第17回 池乃めだか ギャグを生み出す観察眼/角田 龍平

 路地裏を軽やかに進む足取りは、とても後期高齢者とは思えない。小さな背中を後ろから追いかけていると、どこからともなく猫の鳴き声が聞こえてきた。前を行くそのひとは足を止め、辺りを見回して、姿をみせない声の主に呼応した。「ニャー」。  狭い路地裏にふたり佇んでいたが、猫は姿をみせようとしない。池乃めだか師匠の鳴き真似におびき寄せられたのは、私……[続きを読む]

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