【今週の注目資料】人手不足等をめぐる現状と働き方等に関する調査(JILPT)

2019.10.24 【労働新聞】
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正社員の方が強い不足感

 調査は、全国の従業員20人以上の企業に対して実施、4599件の回答を得た(有効回収率23.0%)。

 正社員の過不足感を尋ねると、12.5%が「大いに不足」、52.1%が「やや不足」と回答、合計64.6%が不足とした。非正規については、大いに不足が5.1%、やや不足が25.0%と正社員の方が不足感が強い。

 正社員に関して、不足の合計を人材の種類ごとにみると、「現場の技能労働者」67.5%が最も高い。以下、「研究開発等を支える高度人材」64.6%、「システム・アプリケーション等を開発する専門人材」56.6%と続いた。

 人手不足の理由を聞くと、64.4%が「新規の人材獲得が困難になっている」とした。このうち56.5%が「募集しても応募がない」としたほか、22.5%が「応募があっても応募者の資質が求める水準に満たなかった」と答えた。満たなかった資質については、多い順に、「意欲、熱意」46.8%、「専門性(知識・スキル・技能)」43.5%、「業務経験」38.9%となった。

人手不足等をめぐる現状と働き方等に関する調査

この連載を見る:
令和元年10月28日第3230号4面 掲載

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