【今週の注目資料】平成29年労働組合基礎調査(厚生労働省)

2018.01.29 【労働新聞】
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増加めだつパート組合員

 平成29年6月30日時点において、単一労働組合は2万4465組合、労働組合員数は998万1437人だった。前年に比べ、組合数は217組合(0.9%)減少し、組合員数は4万942人(0.4%)増加している。組合数は13年以降減少を続けているものの、組合員数は27年に増加に転じている。

 雇用者に占める組合員数の割合を示す推定組織率は17.1%と前年より0.2ポイント減少した。7年連続で低下し続け、24年以降は17%台で推移している。

 このうちパートタイム労働者についてみると、組合員数は約120万8000人。前年比で約7万7000人(6.8%)増加した。全労働者に占める割合も0.8ポイント増え、12.2%となっている。推定組織率は7.9%で、25年以降は増加傾向にある。

 業種別では、製造業の組合員数が最も多く、約260万8000人だった。以下、卸売業、小売業の約141万3000人、運輸業、郵便業の約85万9000人が続く。対前年の増加幅が大きかったのは、宿泊業、飲食サービス業の約2万9000人、小売業、卸売業の約2万7000人など。減少幅は情報通信業の2万5000人が最多だった。

平成29年労働組合基礎調査

この連載を見る:
平成30年1月29日第3146号4面 掲載

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