【髙井伸夫弁護士の愚考閑話録】第8回 専門的職業人 心の眼開き自律的に 知識はもとより人間性が

2015.08.24 【労働新聞】

 このところの憲法9条と安保法制をめぐる議論に接し、自分が初めて憲法を学んだ学生時代に思いをはせた。私は1956年に東京大学に入学し、法学部の学生として宮沢俊義先生の講義を受けた。その後は試験勉強以外に深く学んだことがないから、憲法について解説する能力はない。どの分野でも、専門的に研鑽を重ね思索を深めた人の見解に敬意を表するべきであり、素人が我見を通すのは極めて危険なことである。

 今年7月発行の東大法学部「NEWS LETTER」№16の巻頭言では、東京大空襲直後の1945年4月1日、当時の学部長南原繁先生が新入生に与えた訓示が紹介されており、胸を打つ。…

筆者:筆者:髙井・岡芹法律事務所 弁護士 髙井 伸夫

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掲載 : 労働新聞 平成27年8月24日第3030号7面

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