【一歩進んだ社労士活用 人を大切にする働き方改革へ】第7回 離職防止 認識のギャップ埋める 企業は考えきちんと示す/大西 健造

2017.08.10 【労働新聞】
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莫大な損失生じる 不満が原因の離職

 これまで、人を大切にする企業づくりに向け、経営者が取り組むべき事項を紹介してきた。

 経営者が自ら企業の経営理念を語り、これに共感する従業員を採用する。分かりやすく職場のルールを示し、従業員と家族のもしもに備え労働社会保険に加入することで、安心して働ける職場環境を実現する。さらに、従業員に量と質の両面から最適な業務を分担し、目標管理を行い、その成果を客観性の高い基準で評価し、処遇に反映していく。併せて、この過程において、従業員が着実に成長できるよう研修などの支援も行う。これらの取組みにより従業員が頑張ろうと思える仕組みを作ることを通じ、いきいきと働ける職場が形成される。

 ここまでできれば、きっと人を大切にする企業づくりに成功し、人材の確保・定着を心配することなく、生産性を向上させ安定的な業績を維持できると期待しているが、実際はどうだろうか。…

著者:全国社会保険労務士会連合会 会長 大西 健造

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平成29年8月21日第3125号6面 掲載

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