【産業カウンセリングの現場から】第35回 「働くことと生きること」の再構築を

2012.11.01 【安全スタッフ】
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ソフト面の快適職場づくりを

 今日、事業者は労働安全衛生法により働く人の物理的な環境(ハード)、心の側面(ソフト)両面にわたり「快適職場づくり」を進めることを強く求められています。

 ハード面は、作業環境(空気、温熱、明るさ、音、作業空間)、作業方法、休憩室などの施設・設備の快適さです。

 この職場のハード面は、快適職場の認定や行政指導などによって広く定着してきました。

 しかし、この対策は「職場における業務に起因する有害因子から、労働者の健康を守る」というネガティブな健康観を基礎にした対策でした。

 職場環境のハード面がいかに整備されていたとしても、そこで働く労働者が人間として快適でなければ「快適職場」とはいえません。

 労働衛生とは「人間の仕事への適応、仕事の人間への適応」を達成することでなければなりません。…

執筆:日本産業カウンセリング学会 特別顧問 木村 周

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平成24年11月1日第2173号 掲載

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