【建設業の労働災害事例】第164回 足を滑らし掘削溝底部に墜落する

2011.09.15 【安全スタッフ】
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災害の発生状況

1.工事は、延長約220mの下水道新設工事で、マンホール4箇所及び開削により深さ5m、幅1.5mの掘削後、簡易土止めによる養生をし、本管(塩ビ管径20cm、長さ4m)を敷設、埋戻しをするものである。

 現場には、作業員8名のほか、警備会社からも2名の誘導員が入場しており、被災者はこの作業員たちの責任者であった。

2.発生当日、午前7時30分ころから作業を開始した。当日の作業は3人の作業員が掘削溝底部で塩ビ管据付け作業を行い、他の作業員は地上で管のつり降ろし、玉掛け、道路の清掃作業などを行っていた。

3.下水本管をマンホールにつなげるため、簡易パネルで養生されている掘削溝とマンホールの間を深さ2mほど掘削したところ、西側にある側溝ブロックの下の土砂が崩れ落ちた。このため掘削溝の両側に軽量鋼矢板(長さ3m、幅25cm)をバックホウで打ち込み、ダンプで運び入れた土砂で崩れた部分の埋め戻し作業を行っていた。

 このとき、被災者は、…

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平成23年9月15日第2146号 掲載

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