【想いはせれば】第149回 コロナ禍で他の病気が悪化

2021.02.25 【安全スタッフ】
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▶私事で恐縮ですが、私は70歳から今日の85歳までの間、胃を始め食道、前立腺、大腸などの「がん」を患い、その都度公立の同一病院で、早期発見・早期治療でがんを乗り越え、年齢なりに元気に社会生活を送ってきました。

 昨年の秋も、がんなどの定期検査と診察を受けることになっていましたが、この病院は新型コロナウイルス感染症の指定病院のため、私の検査や診察は今年の1月下旬まで4カ月ほど延ばされることになりました。他の診療科の状況も同様のようで、多くの検査・診察対象者が後回しになったようです。

▶東京大学医学部付属病院の中川恵一医師は新聞のコラムで「この1年間に我が国でがんと診断される患者数は100万人を越え、がんによる死亡は約38万人にも上り、死亡率ではがんはコロナの100倍以上に上る。コロナによる死亡は80歳以上が63%を占めるのに対し、70歳未満は13%に過ぎない。さらに、働く人の死因の約半数ががん。病死に限れば、9割ががんが原因だ。現役世代にとってがんは、…

執筆:セフテイレビュー 代表 末松 清志

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2021年3月1日第2373号 掲載

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