人事担当者・労組役員のための労働法「超」入門
~初めて労働法に触れる方にもオススメできる本当の「超」入門~
近年は、労働トラブルの増加と目まぐるしい労働法の改正に伴い、これまでになく労働法が注目され、その知識が必要とされております。
本セミナーでは、この分野で豊富な実績をお持ちの経営法曹、山中健児弁護士を講師にお招きし、採用から退職までの基本法律実務と、労働基準法や労働契約法などの法律や判例の読み方、法律用語の解説など本当に基礎的なことから、知っておきたい事例までを取り上げ、わかりやすく丁寧に解説いただきます。また各テーマの最後には、押さえておきたいポイントの解説も行いますので、要点整理にも役立ちます。
新任の人事・労務ご担当者、組合役員、労働法の体系的習得を目指す方へ、広くお勧めいたします。
※ご参加の方には最新の「労働関係法規集 2016年版(労働政策研究・研修機構)」を進呈いたします。
セミナー内容
1.知っておくべき労働法の基礎知識
(1) 労働法とは何か
(2) 憲法や民法との違い
(3) 法律と契約
(4) 労働判例の読み方
(5) 会社と労働組合の関係
2.テーマ その1 「募集、採用、内定、試用」
(1) 募集、採用段階で注意すべきことは
(2) 採用内定は取り消せるか
(3) 本採用が拒否できる場合とは
(4) トラブル事例
ア 採用面接の際に事実と異なる説明があった
ィ 会社の業績悪化と採用内定取り消し
3.テーマ その2 「賃金、賞与、退職金」
(1) 「賃金」とは
(2) 賃金の支払の5原則
(3) 賞与・退職金の法的意味
(4) トラブル事例
ア 給与の過払いと相殺
イ 懲戒解雇と退職金の没収
4.テーマ その3 「労働時間」
(1) 労働時間に関する4つのルール
(2) 「労働時間」となるか否かの判断基準
(3) 時間外労働・休日労働と割増賃金
(4) トラブル事例
ア 従業員からの残業代の請求
イ 労基署からの是正勧告
5.テーマ その4 「健康管理・職場環境」
(1) 使用者の安全配慮義務とは
(2) 安全配慮義務として行うべきことは何か
(3) ハラスメント問題(セクハラ・パワハラ)と人事労務
(4) トラブル事例
ア 病気で休みがちな従業員への対応
イ 業務指導と「パワハラ」の境界線
6.テーマ その5 「休職・退職・解雇」
(1) 私傷病と休職制度
(2) 休職と復職の判断はどのように行うのか
(3) 合意退職、辞職、解雇の違い
(4) 普通解雇と懲戒解雇の違い
(5) トラブル事例
ア 成績不良社員を解雇できるか
イ 復職可否の判断と主治医の診断書
7.まとめ―質疑応答
注意事項等
※会場内での録音、配布した資料の複製・頒布は禁止させていただきます。
※参加費は、下記口座に開催日2日前までにお振込みください。お振込み手数料はお客様にてご負担ください。
※セミナー当日の現金でのお支払いはできません。ご了承ください。
※お振込み後のキャンセルは、開催日2日前までにご連絡ください。それ以降のご欠席の場合、関係資料をご送付し、受講料は申し受けます。
りそな銀行常盤台支店(店番号761)普通 4557077
口座名:株式会社労働新聞社
ふりがな:カ)ロウドウシンブンシャ