『降格』の労働関連ニュース

2023.10.05 【労働新聞 賃金事例】
【賃金事例】関西ペイント/管理職層300ポストに定義書 各部門がミッション定める

評価・昇降給は共通要素で  関西ペイント㈱(大阪府大阪市、毛利訓士代表取締役社長)は、期待役割のレベルで区分した3階層の等級体系を整備し、ライン長と専門職向けに職群を複線化した。期待役割は全社で共通する4~9つの要素から定義しており、ライン長では「人材育成」や部署の方針に関する「目標設定」を含む。人事評価では、要素別に求められる行動をとっ……[続きを読む]

2023.09.28 【労働新聞 賃金事例】
【賃金事例】パシフィックネット/13観点から役割を定義 業務責任や育成など

移行時に30人が“実質的昇格”  IT関連業の㈱パシフィックネット(東京都港区、上田雄太代表取締役社長)は今年8月、“期待される役割”に基づいて全8階層を設ける新人事制度を導入した。役割については多面的に捉えており、業務執行責任、チームワーク推進、メンバー育成など「期待役割」8つの観点と、達成へのこだわりやリーダーシップなど「意識と行動」……[続きを読む]

2023.08.01 【労働新聞 ニュース】
弁明の場設けず 工場長47人降格 ビッグモーター

 中古車販売大手の㈱ビッグモーター(東京都港区、兼重宏行CEO)は、損害保険会社に不正な保険金請求を繰り返していた問題に関し、特別調査委員会の報告書を公表した。過度にノルマ達成を求める風土が行為の拡大につながったとする一方、副社長らの判断で頻繁に懲戒処分として降格が行われ、直近3年で延べ47人の工場長が降格した事実を指摘している。  同社……[続きを読む]

2023.05.25 【労働新聞 ニュース】
テレワーク規則 違反による懲戒降格有効 管理職から一般職へ 東京地裁

1年超ウェブ打刻を怠る  携帯電話の大手販売代理店で働く労働者が、テレワーク規則違反による懲戒降格は違法と訴えた裁判で、東京地方裁判所(木田佳央人裁判官)は管理職から一般職への降格を有効と認めた。同社はコロナ禍に伴い、一部従業員の在宅勤務を決めた。その際のルールとして、始業・終業時のメール連絡やウェブでの勤怠打刻などを定めたが、労働者は運……[続きを読む]

2022.11.10 【労働新聞 ニュース】
課長代理からの降格有効 役割定義を満たさず 東京地裁

制度に則った運用と評価  日産自動車㈱で働く労働者が、課長代理からの降格は違法として、課長代理の地位確認と差額賃金支払いなどを求めた裁判で、東京地方裁判所(小川理津子裁判長)は降格と賃金減額をともに有効と判断した。マネジメントを期待していると何度も指導されていたにもかかわらず、労働者は役割の重要性を理解できなかったと指摘。降格は役割等級制……[続きを読む]

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。