『通勤災害』の労働関連ニュース

2024.03.04 【労働新聞 ニュース】
支援対象者を拡大 労災アフターケアで 厚労省検討会

 厚生労働省の「アフターケアに関する検討会」は、労災保険法におけるアフターケア制度の対象者の範囲の拡大を提言する報告書をまとめた。見直しの方向性として、アフターケアの対象となる「外傷による末梢神経損傷」の範囲を広げる。従来は、神経障害性疼痛であるカウザルギーや反射性交感神経性ジストロフィーによる激しい疼痛が残り、障害等級第12級以上に該当……[続きを読む]

2023.12.27 【労働新聞 ニュース】
業務委託で労災認定 カメラマンが通勤中負傷 品川労基署

 東京・品川労働基準監督署(柴田優署長)が、広告写真関連会社と業務委託契約を結ぶ男性カメラマンに関して、通勤中の交通事故による負傷を通勤災害と認定していたことが分かった。今年10月12日付で労災保険の支給決定を通知している。  男性が加入する労働組合のユニオン出版ネットワークによると、災害が発生したのは昨年7月。…[続きを読む]

2023.03.09 【労働新聞 ニュース】
自転車通勤 体験型教育アプリを制作 終了時は合格証発行 東京都

利用許可時の要件化促す  東京都は、通勤時などの自転車による事故が増加していることから、走行時のルールをスマートフォンで学習できる無料アプリを開発した。CGで事故を再現し、死角から車が飛び出してきた際の視界を体験できるようにしている。VR上で街中を走行する体験学習も可能とし、走行後には危険だった行為について指摘を受けられる。最終的には、ル……[続きを読む]

2020.09.10 【安全スタッフ 特集】
【特集2】台風時の企業対応 安全な出退勤へシステム構築 迅速に判断し従業員守る/リコー QRで危機管理情報を共有/コニカミノルタジャパン

 台風シーズン真っ只中だ。台風の通過前後は、公共交通機関がマヒするだけでなく、事業所の浸水被害など従業員の被災リスクが生じる。㈱リコーでは、過去の台風による従業員へのリスクを分析し、対応マニュアルを作成した。鉄道の計画運休発表後、従業員の安全確保について事業所ごとに調整。人事本部長が自宅待機を迅速に判断し、安否確認システムで全従業員に周知……[続きを読む]

2020.06.23 【労働新聞 ニュース】
「通勤」時の感染は個別に判断へ 厚労省・労災補償で

 厚生労働省は、野党衆議院議員の質問主意書に対する答弁書で、通勤により新型コロナウイルス感染症に罹ったとして労災請求があった場合、労働基準監督署において個別判断を行うとする考え方を示した。  新型コロナウイルス関連の労災補償については、医師、看護師、介護従事者が新型コロナウイルスに感染した場合には、原則として給付の対象となる。医療従事者以……[続きを読む]

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