『荷待ち』の労働関連ニュース

2024.02.13 【労働新聞 ニュース】
初めて荷主に「勧告」 長時間の荷待ち改善せず 国交省

 国土交通省は1月26日、適正な取引を阻害する疑いのある悪質な荷主・元請2社に対し、貨物自動車運送事業法に基づく初めての「勧告」を実施した。トラック運転者に1時間を超える長時間の荷待ちをさせたなどの疑いがある荷主企業らに改善を求めるとともに、社名を公表している。  同法では、荷主などに起因する長時間の荷待ちや運賃の不当な据置きなどを行った……[続きを読む]

2024.02.13 【安全スタッフ ニュース】
荷待ち2時間以内に 物流管理統括者の選定も 日建連が自主行動計画

 (一社)日本建設業連合会は、「物流の適正化・生産性向上に向けた自主行動計画」を策定した。発荷主・着荷主に共通する取組事項として、荷待ち・荷役作業時間を把握することや、荷待ち・荷役作業時間を2時間以内にすることを掲げている。物流業務の実施を統括管理する「物流管理統括者」の選定や、作業所入場調整管理システムの導入、パレットの活用なども求めた……[続きを読む]

2024.01.12 【労働新聞 ニュース】
平均8%の引上げを 標準的な運賃改定へ提言 国交省・有識者会議

 国土交通省の有識者会議は、トラック運送業における標準的な運賃、標準運送約款の見直しに向けた提言をまとめた。ドライバーの労働条件の改善を目的として令和2年に告示した標準的な運賃の水準について、平均で約8%引き上げるよう求めている。国交省では、国交大臣の諮問機関である運輸審議会に諮ったうえで、早期の改正をめざすとしている。  改定値について……[続きを読む]

2023.11.29 【安全スタッフ ニュース】
什器は着荷主で用意 長時間の荷待ち改善へ 食品加工卸協がガイドライン

 (一社)日本加工食品卸協会は、「荷待ち・荷役作業削減に向けた加工食品業界の取組みガイドライン」を公表した。検品できる状態に商品を整列するために使用するパレットなどの積み替え什器について、あらかじめ着荷主事業者側で作業場付近に用意し、ドライバーに保管場所まで取りに行かせてはならないことなどを明確にしている。  ガイドラインは、「持続可能な……[続きを読む]

2023.11.06 【労働新聞 ニュース】
“棚入れ”は着荷主に 運転者の拘束削減で指針 日本加工食品卸協会

 加工食品卸売業者94社を正会員とする日本加工食品卸協会(國分晃会長)は、持続可能な物流の構築をめざし、納品に当たって発荷主・着荷主それぞれが担う業務範囲などを示した「荷待ち・荷役作業削減に向けた加工食品業界の取組みガイドライン」を作成した。従来はトラック運転者が担うことがあった納品先の敷地内での搬送や所定の棚へ納品する棚入れ、ラベル貼り……[続きを読む]

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