『多能工化』の労働関連ニュース

2023.06.08 【労働新聞 ニュース】
職長級の年収900万円に 技能工へ来春新制度 高卒採用を大幅拡充 積水ハウス

 積水ハウス㈱(大阪府大阪市、仲井嘉浩代表取締役 社長執行役員兼CEO)の住宅施工部門では、来春から技能工の人事処遇制度を改定し、職長級の年収を最大900万円へ大幅に引き上げる。新たに施工スキルの熟練度を3段階で評価する仕組みを採り入れ、昇格と連動させて多能工化を進めていく。従来は熟練者に独立を認め、ともに施工を担うなどの体制をとってきた……[続きを読む]

2022.12.30 【Web限定ニュース】
製造部員の多能工化を進めた企業を大賞に 東京都・令和4年度 中小企業の技能人材育成で

 東京都は、令和4年度の「中小企業技能人材育成大賞」の受賞企業を発表した。大賞には、ジョブローテーションなどによって製造部門の社員の多能工化を推し進めている㈱イチカワ(羽村市)を選出している。  同社は、産業用電気機械器具である電源機器、計装用変換機などの設計や製造などを手掛けている。技能継承などについては、東京都立産業技術センターとIo……[続きを読む]

2022.07.21 【労働新聞 フォーカス・企業事例】
【フォーカス】楯の川酒造/若手4人が新酒造りに挑戦 全工程任せ商品化へ

夢叶えて多能工育てる  楯の川酒造㈱(山形県酒田市、佐藤淳平代表取締役、67人=パート含む)は今年、若手有志が新商品開発に挑む「チャレンジボトル制度」に取り組んだ。名乗りを上げた製造部所属の4人が、半年にわたって企画、製造、販売計画立案までの作業を経験している。あらゆる作業をこなせる多能工化の育成を目的に始めた施策で、本人たちは「新酒造り……[続きを読む]

2021.12.17 【労働新聞 ニュース】
残業ゼロ達成の製造工場を視察 埼玉労働局

 埼玉労働局の高橋秀誠局長は、働き方改革に取り組む優良なベストプラクティス企業として、ナット製造業の㈱イチヤナギ(埼玉県入間市)を視察した。  同社では、従業員一人ひとりが複数の機械を扱えるようにする多能工化や作業の効率化を進め、長時間労働の削減に取り組んでいる。平成25年時点では、1カ月の時間外労働が最長の者で58.5時間に及んでいたが……[続きを読む]

2021.04.08 【労働新聞 フォーカス・企業事例】
【フォーカス】アルプススチール/始・終業をスライド可 不登校の相談で制度化

「育児と仕事」両立推進へ  アルプススチール㈱(愛知県名古屋市、長谷川茂代表取締役社長、181人)では、「始業・終業時刻の繰上げ・繰下げ」などを制度化して、育児と仕事の両立を図りやすい環境づくりを進めている。同制度は、「不登校気味の子の登校を見届けたい」と相談してきた社員の声を受けて制定したもの。最近では、男性の育児休業にも熱心で、チラシ……[続きを読む]

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