『土木工事』の労働関連ニュース

2023.12.12 【安全スタッフ ニュース】
土木工事業で労災が急増 機械のはさまれ・巻き込まれ多く 長野労基署

 長野労働基準監督署は、土木工事業の労災が急増しているとして、管内事業者に注意を呼びかけている。  今年10月末時点の休業4日以上の災害は19件で、過去20年で最多ペース。削孔機の回転ロッドに手を巻き込まれる、ブロックをつり上げた際に、つり具を持っていた手がはさまれるなど、はさまれ・巻き込まれの災害が例年に比べて多くみられている。さらに、……[続きを読む]

2023.06.27 【安全スタッフ 特集】
【特集2】アシストスーツ活用し疲労軽減 人力土工現場で効果検証―国交省 <事例>重量物持ち上げに導入―松本組

 働きやすい職場づくりの取組みのひとつとして、建設業でのパワーアシストスーツ(PAS)の活用が期待されている。重筋作業や同じ姿勢を続けることによる身体への負担軽減が目的で、国土交通省では実証事業を実施し、土木工事での中腰・しゃがみ姿勢、人力作業での負担軽減効果を確認し、工種別の活用場面を示した。PASメーカーでは業界団体を設立するなど、新……[続きを読む]

2023.04.27 【労働新聞 フォーカス・企業事例】
【フォーカス】旭建設/月80時間超の残業半減 中堅層離職受けて改革

若手有志がIT化進める  中小ゼネコンの㈱旭建設(千葉県千葉市、高橋昌宏代表取締役、81人)では、働き方の見直しに関する若手からの提案を次々と採り入れ、数年前まで月80時間超が当たり前だった残業の半減に成功した。20~30歳代の有志が「環境整備推進支援チーム」を結成し、50歳代のベテラン現場監督らも巻き込んでIT化を推し進め、写真や図面、……[続きを読む]

2023.04.22 【安全スタッフ ニュース】
予定外作業の排除を 工事事故防止で重点対策 東北地方整備局

 国土交通省東北地方整備局は、令和5年度の工事事故防止目標を設定した。死亡災害ゼロを目指し、労働災害の多い「予定外作業」「省略行動」の徹底排除を掲げている。予定外作業とは、工事途中のトラブル発生に伴う作業手順書にない作業や作業員による自発的な手直しのための無理な作業のことで、事故の発生要因になることが多い。準備不足のまま不安定な作業を実施……[続きを読む]

2023.03.10 【労働新聞 ニュース】
計画書に休日記入へ 公共工事の週休2日強化 国交省5年度

 国土交通省は、直轄土木工事において月単位での週休2日実現をめざし、令和5年度の施策パッケージをまとめた。新たに受注者に対して、施行計画書に法定休日・所定休日を記載するよう求める。工事の成績を評定する際の要領を変更し、週休2日の実施を遵守項目に含める。  施策パッケージは、6年度に建設業で適用される…[続きを読む]

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