『健康障害防止』の労働関連ニュース

2023.08.24 【労働新聞 ニュース】
令和4年度監督指導 4割超で違法長時間労働 経済活動が回復し 厚労省

健康障害防止違反も3割  厚生労働省は、長時間労働が疑われる事業場を対象に令和4年度に実施した監督指導結果をまとめた。4割を超える事業場で上限規制違反など違法な時間外労働が発覚している。違反率は3割強だった前年度を上回った。厚労省は「コロナ禍で雇用を制限していたが、経済活動が戻ってきたため」とみている。労働時間の把握や健康診断を実施してい……[続きを読む]

2023.05.15 【労働新聞 ニュース】
タリウムなど67物質 ばく露濃度基準値定める 厚労省

 厚生労働省は、労働者の健康障害を防止するため、化学物質の濃度基準値を示した「濃度基準告示」を定めた。併せて、ばく露の程度が基準値以下であることを確認する方法などを盛り込んだ「技術上の指針」も策定している。ともに来年4月から適用する。  昨年5月の法令改正で導入された新たな化学物質管理では、事業者は、厚労大臣が定める物質を製造・取り扱う屋……[続きを読む]

2023.04.07 【労働新聞 ニュース】
車庫の石綿2年放置 タクシー会社を書類送検 泉大津労基署

 大阪・泉大津労働基準監督署(柴田創署長)は、石綿の粉じんによる健康障害防止措置を講じなかったとして、旅客運送事業の大阪第一交通㈱(大阪府泉北郡)と同社の運営責任者を労働安全衛生法第22条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで大阪地検に書類送検した。同労基署が交付した使用停止等命令書に従わず、約2年間、労働者が粉じんにばく露するおそれがあ……[続きを読む]

2022.12.06 【労働新聞 ニュース】
排気装置を不設置 健康障害発生前に送検 大垣労基署

 岐阜・大垣労働基準監督署(中野正樹署長)は、労働者が有機溶剤の蒸気のばく露により健康障害が生じることを防止するための局所排気装置等の設備を設けていなかったとして、大松製作工業㈱(岐阜県大垣市)と同社常務および代表取締役代行を労働安全衛生法第22条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで、岐阜地検大垣支部に書類送検した。同社は平成28年から……[続きを読む]

2022.01.25 【労働新聞 ニュース】
労働者以外も保護の対象に 厚労省・省令案

 厚生労働省は、労働者以外も労働安全衛生法第22条に基づく保護措置の対象者に加える内容の省令案をまとめた。危険有害作業の一部を請け負う請負人や、危険有害作業場で何らかの作業をするすべての者を保護の対象とする。具体的には、一人親方や資材搬入業者などを想定している。  昨年5月の建設アスベスト訴訟の最高裁判決で、物・場所の危険性に着目した安衛……[続きを読む]

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