『作業標準』の労働関連ニュース

2016.03.17 【安全スタッフ 特集】
【特集2】安全教育の必要性を再確認 覚えやすい作業標準作成を/檜浦 徳行

 安全作業標準やマニュアルは作って渡せば「教育済み」ではない。むしろ、できてからが勝負――とレーバー・スタンダード研究所の檜浦徳行所長はいう。作成後の活用が不十分で、形骸化している現状が少なくないことから、今、改めて安全教育の必要性の再確認を指摘している。安全基本ルールの徹底の重要性、禁止事項の明示、覚えやすい作業標準の作成などについて解……[続きを読む]

2013.11.15 【安全スタッフ 特集】
【特集2】安全のノウハウ共有を図る 建築・コスモス部会――「ちょっとした作業」でも漏れなく 墜転落災害の背後要因分析――住宅部会/第50回建災防全国大会

 第50回となる全国建設業労働災害防止大会が、10月10、11日に新潟市で開催された。大会2日目には、企業や建設現場の発表が行われた。建築・コスモス部会では、鹿島建設東京建築支店の八隅竹水部長がメーンでない付随作業では、作業員が慣れたやり方で行うことが多く、それが災害の原因になっていると指摘。対策として、事前に検討すべき項目のリスト化など……[続きを読む]

2013.08.01 【安全スタッフ ニュース】
屋根工事でマニュアル作成へ ハーネス型安全帯普及を図る 足場設置困難時の作業方法検討 厚労省

 厚生労働省は今年度、住宅の屋根工事など足場の設置が困難な高所での墜落防止対策を進めるため、作業標準マニュアルを作成する。建設業の墜落・転落災害の約8割は屋根や開口部、斜面などで発生している。短時間で終了する工事では、足場を設置することが現実的に難しく、適切な墜落防止対策が講じられずに災害にあう危険があるためだ。足場を使えない場合であって……[続きを読む]

2013.01.15 【安全スタッフ 特集】
【特集】クレ玉作業通して作業行動の改善へ 合図位置明確化し退避距離を確保/JFE条鋼 姫路製造所

 製造業、建設業を問わず多くの業種でクレーンは重量物を運搬・移動するものとして、重宝している。その一方でいったん災害が発生すると重量物だけに重篤災害につながる。JFE条鋼㈱姫路製造所では、クレーン作業の基本中の基本ともいえるクレーン玉掛け作業を通して作業者全員で考え、ルールを作り守りつつ、自主的な活動が行えるよう作業行動を大きく改善させた……[続きを読む]

2011.10.15 【安全スタッフ 特集】
【特集】誰でも分かる作業標準書を 完全無災害維持しています/古河スカイ日光工場

 熟練作業者の減少による安全技術の伝承はどこの会社も頭を抱える問題だろうが、これにチャレンジしているところがある。古河スカイ㈱日光工場では、限られた人員で互換訓練を行い多能工化を推進するため安全作業標準書の見直しを図り、リスクアセスメントと連動させ作業内容に抜けがなく誰が見ても簡単に分かる安全作業標準書作成に成功した。加えて、机回りの絵姿……[続きを読む]

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。